で、中華屋さん「味楽」を出てから、鬼怒川土手を下館方面へぶらぶら。

おお、鳥の翼のような雲。

奇麗なイチョウの木を発見。

なかなかの大イチョウ。

で、今日は一生懸命走ったし、酒も入っていたりするので、そろそろ御眠の時間だ。

今日はここが寝床。

枕をだして、と。

土手で一杯飲みながら、こんな景色を見て寝るのもええです。

ああ、心地よい疲れと酔いが、すぐに深い深~い眠りに落としてくれる。

目を覚ますと、もう少し日が傾き、ススキの穂が金色に染まっている。

さて、出発。まあ今日は石毛駅ぐらいで乗車しよう。

と、その前に・・・・・満月の時の(今回は満月のちょっと前だけどね)太陽と

月の位置関係。ほぼ正対しているのがわかる。これをやるときはいつも、「ああ

宇宙の星々の位置関係が、この小さな頭蓋の中でも理解できるのだな。」とか

思うのですよ。こうやって見れば、月は太陽の光の反射によって輝き、正対して

いるときは満月になる、と言うのが、実感としてわかる。なんだかんだ言っても

人は偉大だ、とおもうよね。こんな小さな脳でも、遥か無限の大きな世界や、

極小の世界やら、遥か太古の事や未来のことまでも見通せるのだから。

で、もう夕暮れになるので、土手を降りる。

ここからだと石下駅で乗車だ。駅近くで・・・・おお、「一人娘」という日本酒名

は聞いたことがあるぞ。それも「蔵元」とある。ここで作っているのか。

なんでも杜氏さんが、一人娘を愛するように大切につくっているとか。

(日本酒は男性的などっしりとした「力強い」系と女性的なすっきり「端麗」系が

あるけど、ここの酒は有名な「端麗酒」で、「一人娘」の名前はそれにもちなんで

いる、とかいう話もあった。)

で、夕暮れの誰もいないお店に入って行ってしまいました。奥から店の方

とおぼしき奥様がお出になり・・・・甘酒の試飲をさせて頂きました。そして日本酒

の方をついつい一本購入。このラベルがいいよね。しかし、これから電車で帰るの

だけどせっかく焼酎飲んで軽くなった荷がまた重くなった。

(帰ってからすぐに飲んでみましたが、美味しかったですよ。だけど、こんな

ラベルのような一人娘が本当にいたら、親父さん、毎日誰かに取られるんじゃな

いかと泣いて暮らしていそうだなあ。)

そのすぐ近くに「稲荷神社」が。

これは確かに「おおけやき」

暗いからフラッシュなども。きっとこれよりはるかに大きかったんだろうなあ。

上部に切り落とした後がうかがえる。おそらく傷んで、倒木を防ぐためだった

のだろうなあ。近年、キノコ等で痛んで、切り倒されるけやきをよく見ます。

さあ、空を見上げると、もう夜。月と、あの明るい星は木星だな。凄く接近して

いるね。

で、どうにか、石下駅に到着。

ホーム全景。

で、上の方を見ると・・・・なんと先ほどの「一人娘」の看板が。

で、帰路についたのであります。今日の日帰り旅は時間は短かったけど、なかなか

味わいありましたです。