さて、朝。星屋たちは太陽に弱い。日が差し始めると、みんな
一斉に撤退準備を始める。私も今年は閉会式には出ず、このまま
帰路途中にある渓谷に行くことにした。目的地は昨年も来た、
「背戸峨廊」だ。
途中、なにやら良さげな雰囲気のところが・・・・
おお、ここは私有地か。
それでもしっかりこんなものを用意してくれているなんて、なんて親切。
で、例によって奥まで遠征。
動画なども。こんな素晴らしい景色が、ほとんど誰も来ない場所にひっそりと
存在しているのだ。福島、侮りがたし。ちなみに背戸峨廊は夏井川渓谷の一部です。
さて、いよいよ背戸峨廊。実は、この近くに蕎麦屋さんがあるのだそうで
ぐるぐる探し回ったのだけど・・・・・やっと見つけたら臨時休業だった。
次回来た時は必ず入店したいものです。
昼飯を食いそびれたけど、まあ、緊急食糧の「ピーナッツ入り柿の種」
はまだデイパックにたくさんあるぞ。どんどん行きまっせ!
もうね。渓谷なのに「入山」だからね。お遊び感覚ではないよね。実際に死亡事故
も起きているみたいだし。
どんどん渓谷の奥に分け入ってまいります。
ああ、なんて奇麗な金色の川底。その上をせせらぎが流れていく。
しばし、うっとりと見入って、せせらぎに聞き入ってしまいました。ああ
そうだ。これは、宮沢賢治の「やまなし」の光景か、それとも中原中也の
「一つのメルヘン」の川底か。動画なども・・・・
つづく