本当に、例年、講習がますますきつく感じるようになってきたのは、やっぱり年のせいなのでしょうか・・・・・
今年の冬期講習も、かな~りきつかったのですが、それでも最終日の打ち上げのために、前日からしっかり仕込みましたよ。
まず、1月3日に、例年通り、近くのスーパーに大量のシチュー用の肉を予約に行ったら・・・・まだやってなかった!で4日の朝に電話でシチュー用すね肉2.5キロを注文。「あの~、毎年この時期お肉の予約しているものですが~」と言ったらすぐにわかってくれた。で5日に取りに行きました。
で、授業の終わった深夜、下ごしらえ。まず、玉ねぎをミキサーでおろして、赤ワインとリンゴ酢を混ぜて、と。
これと大量の肉を混ぜてジップロックに。
で、この時点で、深夜2時。冷蔵庫で寝かす。
で、朝6時半より調理開始。玉ねぎ6個と、ジャガイモ4個と人参3本。
玉ねぎは切って、と。
寝かしておいた肉(といっても4時間だけだけど。)を低温で炒めて表面を固め、煮崩れしないようにする。
さて、ここからは教室での作業だ。もちろんまだだれも来ていない。
本当は、こういった煮込み料理は上に長い「寸胴」がいいのだ。対流で熱が全体に行きわたるからね。こういった平べったい鍋だと、どうしても脇の方の温度が低くなる。仕方ないから、授業をしながら10分おきくらいにかき混ぜましたよ。今度、大型寸胴鍋を買っておこうと思います。そうこうしているうちに生徒たちがやってきた。
大量の肉を見て期待感マックス!
ああ、ブラウンマッシュルームを忘れた!で、採点してくれているお姉さんに、「10分で帰ってくるので、ちょっとだけお願い!」と言い残して、スーパーに走る。
マッシュルーム投入。
あとは、授業が終わるまで3時間ひたすら煮込む。
授業が終わるころ、肉もとろけるように柔らかく煮込めましたよ。さあ、20人分、完成!
皿に盛った後、生クリームを垂らして、「召し上がれ」
あ!という間に鍋は空に。というか、完全に空になる刹那、あまりに美味しかったので、「お袋に食べさせたいから、一人分だけ残して!」と、強引に鍋をかっさらって家に持ち帰る。弱肉強食。この教室では私が王様なのだ。まあ、生徒達も十分に堪能しただろう。なんといっても口に入れるとほろほろと大肉塊がとろけるビーフシチューなんて、あんまりないぞ。東京のレストランなら1500円以上は取れるであろう。今回はこの後すぐにそろばんも始まるので、記念写真もなし。(というか、みんな一言もしゃべらずに黙々と食べていた。)
今日は、今日こそはゆっくり寝られる、と思ったけど、実は明日の土曜日は、受験生のために朝から授業なのだ。明日は何を作るかな・・・・・・
※ そんでもって翌土曜日。明日、日曜の模擬テストのために朝から中3生だけの特別授業。前日の打ち上げのビーフシチューは瞬時に無くなったけど、付け合わせの「バターロール」が大量に余っていたので、その消化料理。手間暇かけない手抜き料理でもあったけど、生徒たちは「ランチプレート!なんか素敵!」と喜んでくれた・・・・(紙コップの中身はポタージュね。コップ一杯分、こぼしてパニックになった。やっぱり疲れれているんだね。)