一日

夕刻まで年賀状書き等に追われました。そして夕刻に風は強く寒かったけど

散歩に出かける。

こういった「夕刻の路地」はなんかいいなあ。なにかこのまま「異界」につながっていそうだよね。

で、いつの間にやら欅の巨木がある公園へ。実は、昔、まだオヤジが生きていたころ

一緒にこの公園へ散歩に来たことがある。もう30年くらい前になるか。オヤジは結構

お偉いさんだったのだけど、この時は鬱で引きこもっていたので、時々散歩に引っ張

り出していたっけ。ここのベンチに一緒に座って、埒もない話を延々と聞いていた。

遠い日の思い出。

2日

新年初サイクリングをするべく江戸川に向かう。途中、昔いろいろと世話になった

カレー屋さんのマスターのお墓参り。マスターのカレーは高校時代からずいぶん食べたなあ。

今でもあの味は私のカレーの基軸となっております。そうそう、今日はセブンの「キリマン

ジャロブレンド」をお供えに。向かう途中、マスターのコーヒーを思い出したのだ。

マスターのところではカレーの後に必ずコーヒーを出していた。それがすごくおいしくて、

マスターも「こういっちゃなんだけど、うちのカレーの後のコーヒーは飲まなきゃ馬鹿だよ。

これ、最高級の豆使っているからね。」と言っていた。

もしかしたら、セブンの「キリマンジャロブレンド」くらいじゃ満足してくれなかったかもしれ

ないなあ。

さて、江戸川に到着。ああ、いつもの景色だ。いや、正月だけあって、空は突き抜ける様だ。

今から、この道をどこまでもまっすぐに行くのだ。

でも、20キロくらい走ったところでお腹空いて、途中にある中華屋さんで食事。

お腹いっぱい。しばらく走って、と。今日はここが昼寝所。ええ、枕は常備品です。

もう、遠慮会釈なく熟睡します。

20分ぐらい熟睡。

ああ、目が覚めると上流のはるかかなたには雪を頂いた山並みが見える。日光連山だろ

うか。まるで氷壁だね。こういう景色は気が遠くなるね。心のフォーカスが、遠方になるほど

(「遥か遠く」だったり、「遥か昔」だったり)、意識が薄れていくような気がするのは私だけだ

ろうか・・・・・

で、今日は出発も遅れたから、日没も早い。

例によって富士山。まるで影絵のようだ。

すっかり日が暮れて・・・・前方の雲が、まるで巨大な鳥の羽ばたきのようだ。

生徒(小4女子)にこの写真を見せたら、たった一言「フェニックス!」と言ってくれた。

なんだか感性が似ているのっていいね。

 

3日

お休み最終日。卒業生がイタリア人の旦那と一緒に鍋をつつきに来ました。

鍋は「牡蠣チゲ鍋」でございます。そう、このイタリア人旦那は、レストランのシェフ

で、最近はテレビで良くお店が紹介されたりもしているんですよ。最近は行くといつも

混んでいたりするのです。

教え子一家が前途洋々だったりすると塾長も我がことのようにうれしいのだった。

というような正月でございました。で、4日朝から、また地獄の冬期講習が開始されたのです。

さあ、今年もがんばるぞ!