さて、では、ここからは時間もあまりないので(すんません。本当に試験期間
真っ最中なのであります。)面白かった植物をどんどん出していきますね。
これ、ちょっとわかりずらいけど、花の中央から奥までラッパ状になっていて、
その奥の奥に蜜線がある。これを知った進化論のダーウィンが、「きっと
この奥の奥の蜜を吸える生き物がいつか見つかるに違いない!」と予言した
のだそうだ。
右奥に、ラッパの元が見えるでしょ?赤丸で囲むね。ここに蜜がある。
その40年後、まさに、このランと共生関係にあるこんな口吻(ゼンマイ
仕掛けみたいなストロー状の口)を持ったスズメガが見つかった。
この花は、これではほかの昆虫に花粉を運んでもらえないだろうし、
このスズメガは、こんなに長い口吻だと、普通の花の蜜は吸えないだろう。
まさに「破れ鍋にとじ蓋」関係で進化し続けてきたのだ。どちらかが絶滅
したら、共倒れだろうけどね・・・・・
とんでなく巨大な「太すぎる幹」の木もすごかったね。
どのくらい太いか、カーテンで表していた。いったい何十畳分あるんだろう・・・・
世界一背の高い木もすごい。セコイアだね。30階建てのビルなみだ。
かと思うと、世界一小さな植物なんかも。
この、本当に小さな、小さな水草。「ミジンコウキクサ」。まるでただの緑の粉。粉茶と
間違えてしまいそう。
これが拡大模型。こんなに小さくても、ちゃんと植物やっているよね。花もちゃんとさいているし。
これは世界一でかい花。匂いは「悪臭」で、昆虫は「ハエ」をおびき寄せて花粉媒体としている
らしい。実際に匂いを嗅いでみたけど、やっぱり強烈。
続く