いや、今年の冬期講習はきつかったです。日にちは短かったのですが、
とにかく生徒が多かったのです。いつもは、思いついた時にHPで告知して
最終的に受験生メインに内部生10人、外部生若干名でチンタラやっていたのですが、
今年は、やはり親御さんたちが不安なのか、あっという間に満席以上になって
とてもHPで告知などできませんでした。メールでの参加希望がいくつかあったの
ですが、とてもこなせないのでお断りいたしました。
と言うわけで、今年は巣立っていった卒塾生の大学生たちに声をかけ、採点なんか
をお願いして、その分私はすべて指導にはいり乗り切りました。
彼らがいなかったら、とてもじゃないがやっていられなかったでしょう・・・・感謝!
で、最終日の今日は、例年通り打ち上げを。だけど、やっぱりこんなご時世だから
いつもみたいにバーベキューとか、鍋会とかできるわけもなく、その代わり、思いっきり
ゴージャスなビーフシチューを作って個別にふるまいました。朝6時から起きて作りだし
3時間煮込んで作った自信作です。
まず、買ってきた肉が半端ない。もちろんこんな分量通常スーパーに置いてないから
予約です。
シチュー用牛すね肉3キロ。
これを朝6時から起きだして、すりおろし玉ねぎと赤ワインの混合液
に小一時間浸す。その間に玉ねぎを炒めたり、ジャガイモやニンジンを
皮むき乱切りにしておく。↓これは肉3キロに、すりおろし玉ねぎと赤ワイン
を投入したところ。お肉柔らかくなります。
これを炒めて、さらに飴色になった玉ねぎと混ぜる。
これに水も2リットルと残りの赤ワインを投入。(結局一本まるまる使ったなあ。)
あとはひたすらぐつぐつ煮込む。
一時間半くらい煮込んだら、炒めたジャガイモとニンジンを投入。
なぜ後入れかって?煮崩れしないようにです。
温度管理はしっかりと。牛肉はあまり高温でグラグラ煮ると固くなる
ので・・・・この温度計は、普段は「非接触型体温計」として、生徒の
体温を測っております。ボタン操作一つで「表面温度計」に早変わり
致します。
最後の段階でブラウンマッシュルームを大量投入。これけっこう好き。
10分程度煮込んだ後、火を止めてルーを割り入れる。
その後ちょっとまた煮込んで完成!これで25人前です。(実際には
私や採点の卒業生を含めて17人でしたが・・・・・、みんなよく食べる
からほぼ適量でございました。)
で、最後の最後に、生クリームをかけ、パセリを散らして出来上がり!
うん、これなら、東京のレストランで一食1,200円~1,500円は取れそうな気がする。
なんといっても肉の量が半端ないです。一人分のボウルの中に、3時間
煮込んでとろとろに柔らかくなった牛肉が150~200g入っているのですよ。
しかし、いつもと違って、今回は食べたらすぐにみんな帰ってもらい
ました。まあ、食事はすごく喜んでくれたから良かったとするかね。
私としては「素人でも、金と時間と労力に糸目をつけなければ、
ここまでの料理ができる。」という「限界料理」でございました。
今日は自分でもよく頑張ったと思うので、夜の授業が終わったら
銭湯に行ってきます。さあ、明日からは平常授業だ!