いや~、受験でストレスフルな毎日、それでもとうとう時間を取って
星見決行へ!いつもの「一人星見」と違って、今回は、中学の時の先輩と
行くことに。
彼は、大手の電機メーカーの開発部にいたのですが、そこを退社し、
現在は、なんと国立天文台に勤めてプログラムの仕事をしているのです。
で、毎年毎年、天文台のカレンダーを持ってきてくれます。
最近は、国際共同プロジェクト「アルマ天体望遠鏡」に参加していて
ちょくちょくチリまで行ってきているようで、学会の論文に名前まで
載っていてちょっとびっくり。
さて、人をマイカーに乗っけていても、なかなか我が習慣は抜けきれない
もの。水戸インターを降りた後、途中で、いつもの香取神社へ。
この神社は、「鎮守の森」を見事に体現した、私の大好きな場所なので
あった。
さて、ここからがいつもと違う。鳥居をくぐって、お社に行って見たら・・・・
なんと、例の壊れていたお社を新築している!おまけに、初めて
ここの神主様とお会いができた!(真ん中が神主さん。左は先輩ね。)
いや~、何度となく、この神社は参拝させて頂きましたが、人と会った
のは初めてでございました。
素晴らしく博識な方で、この土地の縄文時代からの歴史を語って下さい
ました。この山で金が採掘されていた話や香取神社がここに来た由来
やら、地域信仰にいたるまで、ネットをいくら探しても出てこない様な
貴重な話を沢山していただきました。
そして最後に、「ここ木葉下(あぼっけ)の地は、小松左京先生が、日本
沈没で、最後まで沈没しないで残った地として、書き残しておられます。」
これ、トリビアの泉に出てきそうですよね。
なんかね、もう、ここに来て、話聞けただけで、この星見に来た甲斐が
あったとか思っちゃいました。これでもしこれから雨が降って星が見られ
なくても満足しますよ。下の写真、左が僕ね。先輩がシャッター切ってくれました。
続く