目が覚めたら夜8時過ぎだ。頭ばっちり!目は冴え冴え!
空は予想通り、満天の星空!
さあ、星を見まくるぞ。もしかしたら年内最後になるかもしれないしね。
星を見るのは、もちろん天気と、月まわり(月が明るいと星は見えない)と、
仕事まわり(もちろん仕事の無い週末しか無理ゲー)の3要素がそろわねば
ならないのだ。
まず、沈んでいく西の空。空きの星座「ペガスス座」が今にも沈みそうだ。
西には宇都宮があるので、空は明るくて星はあまり良くは見えないね。
え?ペガスス座がわからないって?では親切な私は星座線を引いて
あげよう。
東の空に目を転じると、冬の代表的な星座であるぎょしゃ座と双子座
が上ってきている。今回はちょっとピントが甘いのは許してね。
で、星座線。上のいびつな五角形がぎょしゃ座、下の方がふたご座だ。
ぎょしゃ座には、綺麗な散開星団が沢山ある。上の写真の黄色い丸の
部分を拡大すると・・・・・小さな星の集団(散開星団)があるのがわかるね。
下の写真は僕が撮ったものではないけれど、双眼鏡で、こんな感じで
見える。望遠鏡だと、倍率が高くなりすぎて一つ一つの星団が拡大されて
見える感じ。
南の空はもちろん冬の王者オリオンだ。飼い犬である「おおいぬ座」
を引き連れているよ。
では、これも星座線。 右上がオリオン座。左下がおおいぬ座です。
このオリオン座は、大星雲をひきつれている。上の写真の黄色の円
のなかのピンクに光る雲みたいなのがそうだ。M42、冬の星雲の王、
オリオン座の大星雲だ。これも僕が撮ったものではないけど、僕の
巨大望遠鏡だと、これをもっと淡くしたように見える。上の方には、
やはりガス状の星雲M43が写っているよ。
さて、しこたま星雲星団をみまくって、もう星でお腹いっぱいになった
ころ・・・・東の空を見ると春の星座、しし座が上って来た。
そう、星屋は、星座で季節を感じるのだ。ぼくの場合は半分が生物屋
なので、生き物でもかな~り季節を感じるけどね。
で、明日の授業の事を考え、まだまだ晴れてはいたけれど、午前
2時半に眠りについたのだった。
で、朝。こんな感じでお店広げてました。
昨日のおでんの残りでうどんを作る。うどんって本当に便利だ!
空はもう曇っていた。そのまま山頂に行って景色を見る。
遠景。茨城は低山が延々と続いている。
例年通り、サザンカが咲いている。
で、山頂の神社で昨晩の愉悦のひと時のお礼をして、と。
さあ、授業があるし、急いで帰るぞ。
帰る途中、昨日は入れなかった温泉でちょっとまったり。
露天風呂はこんな感じ。ここは露天からの景色がもの凄く良い。
時間があれば何時間でも入っていられそう。
帰る途中。ここら辺は標高も低い上、今年は最後まで暑かったので
紅葉もイマイチ。だけど、まあ、綺麗だよね。
途中見かけた植物。誰かが植えた観賞植物だろうか。高さは2m
を超え、この季節花を咲かせていた。
その上、花に来ている虫が、みんな銀バエなのだ。これはいったい・・・・・
帰り際に、時間が無いのにいろんな川辺に分け入る。清流の流れ
はいいなあ。川のせせらぎだけをずっと聞いて一日過ごせる自信が
ある。
さて、那珂川まで来た。11月中なら、きっとサケの遡上が見られたのだろうけど、今年は
もう終わっていて一匹も見られなかった。
その代わり、こんなものが・・・・・誰かがここで飲んだのか。それとも
この前の台風で上流から流れて来たのか。こういう、人の生活の
染みついたものっていいね。目をつぶると、持ち主が酒を飲んでいた
時の景色が見えるような気がする。
帰りにソバ屋に立ち寄ったけど、「30分以上かかります。」と。
とても授業に間に合いそうもなかったので、「ごめんなさい!
また今度来ます!」と店を出て、ラーメン屋さんに。
「麺屋かぶき」というところで、あまり期待していなかったけど
これが意外に美味しかった。これ「カレーチーズラーメン」です。
汗が滝のように出ましたです。
さて、この後、渋滞につかまり、約束の午後5時の15分前に到着、
という綱渡り的な展開となった。まあ、生徒たちの携帯番号は
登録しているので、遅刻しそうなら電話をするつもりではいたけどね。
で、午後5時から午後10時近くまでみっちり授業をやりましたよ。
その後、完全に死にましたが・・・・・
まあ、星がたくさん見られたし、温泉も入れたし、川のせせらぎも
聞けたから、十分に充実した一日だったね。
さて、次はいつ星を見られるか・・・・・・・