仕事は地獄のような状況なのだけど、新緑のこの時期は無理して
匂いの濃い所へ出かける。
ここらへんだと、印旛沼や筑波山、遠い所で福島の山中など。
で、5月中旬、土曜日、突発的に思い立って日帰り筑波山行き。
途中、桜川周辺からの筑波山が一番好きだね。景色が「のどやか」としか
言いようがない。出発時間は思いっきり遅れたけど、まあ、筑波だし、寄り道。
もう、ここでも新緑の匂いが濃いぞ。
こういうところが好きだなあ。何がいるかわからないところが。
もう、夏の道。
これが桜川ね。
筑波山で、途中、通行止めで予定していたところが通れない!
なんと!道を横断している溝(横断側溝というらしい)がたくさんあったのだが
その上の鉄製の網の蓋が、ほとんど全部盗難!↓これはかろうじて残っていた
2本の横断側溝のうちの一つ。
蓋を取られると、このとおり。
これ、幅は50センチ深さ60センチくらいあるから、まあ、車は通れない。
10溝くらいの蓋が全部取られていたから、全部で60蓋くらい盗まれたのでは
なかろうか?これ、鉄で異常に思い。値段はホームセンターで調べたら
一つ6,000円。人件費まで考えたら自治体には100万以上の出費となるだろう。
小さな自治体には、決して安くない金額と言えるだろう。しかし、よく、こんな
モノを盗むものだ・・・・・この道は閉鎖されるかもしれないな。
というわけで、うんと遠回りで、なんとか駐車場に着。
さあ、山頂を目指す。結局、この駐車場からの道は、筑波山頂への最も
険しい道なのだった。
でも、寄り道したりしてたから思いっきり遅れて、遅いお昼を。午後2時まわってます。
実は、今日はランチを山中でしようともくろんでいたのだ。
いえいえ、いつもの夕飯のようにデリシャスなものではなく、カップラーメンなどを。
今まで、アウトドアで昼飯を調理したことはなかった。で、簡単なアウトドア調理器具
などもそろえてみたのだ。おっと、ここはおあつらえ向きの「テーブル」兼「調理場」
ご自慢の「アルコールバーナー」に風よけをつけて、と。
ライターだと、寸がないので、着火しにくく、落ちていた杉の枯れ葉を
火付け役にして、と。
やっぱりカップラーメンだけだとちょっと物悲しかったので、おにぎりなども。
具に、コンビニで買った「唐揚げ棒」なども。これでちょっとした御馳走。
今まで、「山に来てまでラーメン食べる奴の気が知れない。」とか思って
いたけど、実際にこうやって見ると、なかなかどうして侮れない。
アウトドア用(ほとんどラーメンかコーヒー用)調理器具も使うと楽しいね。
さあ、腹もくちたし、これから急いで山に分け入るぞ。これは虫こぶか?
もう午後3時を回っているので、とにかく急ぐぞ。
流石に「健脚者コース」だけあって、こんな急角度な道ばかり。
丈夫なだけが取り柄の私も結構膝にきますね。
行けども行けども急傾斜。
山頂よりチョイ下の周回自然道に到着。ここらへんですでに4時。いつもの
「大石重ね」 石に願いを書くとかなえられるという言い伝えがあるそうです。
ん?これはいったい。
しかし、なんで一番最初に見つけたのが「柏」の方の願い石なのだ。
柏に帰ってこの人に是非あってみたいです。
しかし、肝心の新緑の匂いはどうもイマイチだ。
時期が早すぎたのか・・・・ちなみに、この筑波行きは5月11日です。
だんだん仕事が溜まってしまって、遅れて更新してごめんなさい。
さあ、山頂。午後5時半。もうこの時間はほとんど誰もいないぞ。
さあ、暗くなる前に急いで下山。木漏れ日がオレンジ色だ。もうすぐ日が暮れる。
日も沈み、夕暮れが迫る。
とうとう7時近く。ヘッドライトをつける。持ってきて良かった!
しかし、この後事件勃発。
麓にけっこう有名な「薬王院」という寺院がある。疲れ切った足取りで、今回の登山のお礼
にお賽銭をあげて帰ろうとしたら・・・・
そこの住職に「泥棒」と間違えられたのか、えらく粘着された。
「こんな夜に何をしている!」って・・・・
お賽銭入れて拝んでいるだけですがな・・・
まだ夜7時だし。夜来ちゃいけないんだったら門くらい閉めておいてほしいものです。
この住職、最後の最後まで付きまとってきたなあ。よほど虫の居所がわるかったのか。
今回は、出発も遅かったし、なかなか最後は渋かったし、まあめげずに今度リベンジだな。