さて、朝だ。望遠鏡を片付けよう!と思ったら「ボキッ!」という嫌な音がした。
なんと・・・・・ 望遠鏡の取っ手部分の金具が折れた。下の写真からもわかるように
この望遠鏡は私が自作して30年近くになる「満身創痍」の代物だ。光学系はしっかり
メンテナンスをしているので見え味は30年前と変わらないが、他の部分はかなり
老朽化してきているのは否めない。また全面改修かなぁ。
この取っ手の取り付け部分の根元がそのまま折れたのだ。ちょっと信じがたい。
まあ、後で修理するとしても、とりあえず車に積まなければならない。
しかし流石の私も持ち処もないのに100キロの物体は車に積めない。
でも大丈夫。望遠鏡をひっくり返して、いつもは使わない反対側の取っ手をもって
車に積んだ。体が肺や腎臓が左右対称についていて、片方が無くなっても
どうにかやって行けるのと似ているね。「いざというときのために」という
保険は大事なのだ。
さて、帰る途中、何やら良さげな川岸で一休み。こういう所は心休まる。
川の中には、何やら小魚たちがうようよいるな。
ちょっと土手を歩いていると、何やら綿毛がふわふわと・・・・これは昔はやった
不思議生物「ケサランパサラン」のようだよ。
で、正体を見つけた。たぶんこれはオオアザミの種だね。
飛んでいく動画なども。
で、土手で綺麗な花を見っけ!この11月に平気で咲いているところを見ると・・・・
ノアサガオかなぁ。
ヤマトシジミといっしょ。
ここでちょっと昼飯。のどかな川の土手。
何やら看板。「川の一里塚」っていいね。
で、この後は、途中なんども昼寝しながらゆっくりゆっくり帰ってまいりました。
今回は、心行くまで星が見えて本当に充実しておりましたね。
※ 後日談。壊れた部品を買った店に見に行ったら、もうとっくに取り扱って
ないようだった。で、ネットの力をフル活用。アマゾンに「在庫数1」で発見。
すぐにクリックして翌々日には手にすることが出来ました。凄い時代になった
ものです。右が根元が折れて短くなってしまった部品ね。
折れてしまった根元部分。30年も使うと、金属疲労も仕方ないのかね。
人力でドライバーを回すのはちょっと難儀そうだったので(30年間固着して
いたのだからね。)じゃ~ん、電動ドライバー!
で、なんなく取り外し。30年前の塗装したての面が現れる。
さっそく新しい部品を取り付けて修理完了。あと30年はもってくれ!
たぶんこの望遠鏡とは一生の付き合いになるだろうなぁ。
終