そろばんの方の〇子ちゃんが、甘い言葉でそっとささやく。

 

「私ねぇ。〇日誕生日なんだぁ。だからね?またホットケーキ焼いて欲しいな。」

 

こういわれると、焼かないわけには行かないなぁ。そろそろ時期的にも頃合いだし。

 

家の塾は、桜の時期は「焼き鳥」、盛夏には「かき氷」、秋口には「たこ焼き」、

 

冬には「ホットケーキ」作ったりする。ただ、「たこ焼き」はあまりに手がかかりすぎる

 

事が判明したので「たこ焼き器」はしばらくお蔵入りだなぁ。

 

で、まあそろそろホットケーキを焼こうと思っていたので・・・・・・

 

(一部先生からは「塾長、女の子に甘すぎます!」の声もあるが・・・・)

 

さて、さっそく一升炊きの炊飯器に卵とミルクを。

よく混ぜてから、粉を入れてよくこねこね。

蓋をして、炊飯スイッチを入れて、40分後に出来上がり。簡単だぁ。

蓋を開けた時の甘い香りといったら・・・・教室中に広がって、生徒たちの目つきが

違ってくるのだ。何度も書いたけど、「ぐりとぐら」のケーキそのものだね。

釜をひっくり返して、上にマーガリンとシロップをかけると出来上がり。昔はバターだった

けど、なかなか溶けないのでトランス脂肪酸ほぼフリーのマーガリンを使ってます。

もう、このころは、甘い香りが教室中を駆け巡り、生徒たちは「いい匂い!いい匂い!」

と騒ぎ始めている。臭覚器官と言うのはいちばん原始的なもので、例えば視覚とか

聴覚がそれぞれ、長い視神経、聴覚神経を通じて脳につながるが、臭神経はほとんど

距離なく、鼻の奥からダイレクトに脳に直結している。匂いは脳が直接感じている、と言え

なくもない。だから、どんなに歳をとっても、最後に残る感覚は「臭覚」だったりするのだ。

だから子供達がこの甘い匂いに強く反応するのはわかる気がするのだ。原始的なゆえ

に匂いは記憶に直結し、思い出に残りやすい。子どもたちもポラリスでかいだこの

「甘いにおい」はいつまでも覚えておいて欲しいなぁ。

「小さいときね、お母さんは近所の変な塾に通っていたんだけど、そこのヒゲを生やした

変な塾長が時々甘いにおいのホットケーキ焼いてくれたの!」みたいな感じでね。

 

で切り分け。

こんなことを一日3回、連日やるのですよ。いつかホットケーキ屋さんでも始めたい

と思います。