例によって、印旛沼。盛夏には一番似合うところだね。ナウマンゾウの親子が良いよね。
出発が遅れたので、もう双子亭で食事。豚肉のマヨネーズ炒め、というような感じで
うまうまでした。
いつものように水路脇のサイクリングロードを行く。
おお、こんなところに猪が居るんだなぁ。
いつも同じだと面白くないから、今日はいろいろ寄り道。例によって森の散策。
これは、ボタンクサギか。外来種だけど、野生化しているようです。
みんなつぼみね。一つだけ咲いている。こういうのが個性なんだろうなぁ。
けっこう風が強い。森の梢が揺れている。
おや、田んぼに出た。田んぼのところどころに小さな森がある。ああいうところに
入って行きたいけど、田んぼの中を通るのは怒られそう。
さて、田んぼの脇っちょに何やら坂の入り口が・・・・・
足元で何やらいっぱい跳ねている
ぞ。これはバッタか?
なんと、これ、全部アマガエルだ!1センチにも満たない、小さな小さなアマガエルが足の踏み場も
ないほど何百、何千といるのである。これは壮観。アマガエルだらけ。アマガエルの子供、かわゆすぎる。
水場は下の田んぼしかないから、あそこでオタマジャクシ時代をすごして
ここに上ってきたのだろうなぁ。たぶん、あの田んぼは低農薬でやっている
んだろうなぁ。
さて、ぶらぶらしていたら、いつの間にか「北印旛」だ。いつも周回しているのは
「西印旛沼」ですよ。この道をまっすぐ行くと北印旛沼に出られるようだ。ああ、夏の道だなぁ。
西印旛沼に比べ、北印旛沼はあまり観光地化されていない。「まんま」沼である。
まあ、そこが良いのだけど。
ふと見ると富士山が。今日は風が強いけど、それがかえって涼し気で気持ちいい。
おや、何かの繭が。これ、たぶん「オビカレハ」の繭だ。サクラやウメの木に
たくさん群がって糸の巣をつくり集団生活している毛虫だ。毒とかないけど、
あまりにたくさん群がっているので、とても嫌われている。
しかし、生物って、本当に多種多様で、そしてどれもが信じがたいほど良くできているね。
で、いつもの西印旛沼に通じる水路に到着。そのわきのサイクリングロードを爆走。
おお、いつもの寝床が見えて来た。で、さっそく私が営巣。僕みたいなのが、たくさん
群がって巣を作っていたらオビカレハみたいに嫌われるだろうなぁ。
もう夕方。6時近い。寝る前に空を見上げると・・・・・なんだか、夏の空から
秋の空に変わりつつあるような・・・・・雲を見ていると飽きないなぁ。
で、そのまま雲を見つつ寝入ってしまう。
さあ、帰るぞっと。双葉公園の車の所へ。もうとっぷり日が暮れたね。
ああ、「薄明光線」が綺麗だ。薄明光線とは、雲の切れ間から太陽の光が
漏れてできる。有名なのは「天使のはしご」だね。今日もいい一日だったね。
あの大量の子どもアマガエルたちが、元気で育ってくれたらいいね。