さて、昨夜はものすごい風でテントの中はうるさかったが、僕は熟睡。
朝は風もやんでいて、野鳥のさえずりで目が覚めた。ああ、良い目覚め。
で、テントを片そうとしたら、テント地になにやらハチが・・・・
これは寄生バチ、ヒメバチの一種だね。蝶やクモに卵をうんで、幼虫はその内部で
殺さぬように宿主を食い続けるのだ。で、用なしになった(自分が成虫に
なった時)に、殺してでてくる、というエグイ虫なのだ。まあ、だけど、自然の
摂理だからね。
さて、テントも片してさっそく新緑の香りの中を散策だ。
まず、気になったのは、斜面が一面、禿山になっていたこと。植林の伐採時期になったのだろうか・・・・
で、この伐採した後の頂上に向かう。こんな機会はめったにないからね。
さえぎるものの無い一面新緑の景色。
ふと地面を見ると・・・・・ウサギの糞。
さて、これから山に分け入るぞ。
おお、道の両側にニリンソウの群落が。
だいたい、対になって咲くから「ニリンソウ」
あれ?なんだ、このウサギさん。
あたりをみわたすと・・・・・・
これはカエデだ。おそらく、まだ未成熟のカエデの種が、風で落ちたのだろう。
秋に風に舞うカエデの種は知っていたが、早い時期は、二粒、一緒に対向して
いるんだ!知らなった!秋に向けて、だんだん「耳」の部分が広がって
いくのかなぁ?しかし、これは誰が見てもウサギさんの耳。
立派なカエデの葉が種の近くにも落ちておりましたよ。
続く