2日、猛烈な勢いで塾で仕事をすませ、午後から強風の中、運河に出かける。

凧あげでもやってないかしら、と思ったけれど、さすがに風が強すぎてほとんど人は

居ない。

川面には、たくさんの水鳥がいる。この寒空に餌はあるのだろうか・・・・・

どんどん日が沈んでいく。

おや、あれは?

アオサギだ。これ、近くで見るとすごくでかい。というか、近づくとまず逃げるんだけど、

今日は接近を許してくれた。(これで500ミリくらいの望遠)

さて、江戸川方面へ向かう。影がどんどん長くなる。本体もこんなに足が長いと

いいな。

さて、江戸川。いつものように鉄塔の群れ。

この景色がなぜか好きだ。前にも書いたけど、宮沢賢治の童話、「月夜の電信柱」

を思い出すのだ。これは、一眼ではなく、コンパクトで撮ったのだが、色調が

まったく違うなぁ。

 

今日は、江戸川でカメラマンが結構多いと思ったら、富士山に太陽が沈むようだ。

ただ、ちょうど、富士山あたりに雲があって、残念。まあ、これはこれで綺麗だね。

さあ、これから30分ぐらいが、ゴールデンタイム。色が刻々と変わって行く。

天空のキャンバスに紅や金色、ディープブルー、漆黒と彩色がされていく。

この前実験で「夕焼」をやったけど、透明感のある紅色って本当に綺麗だね。

太陽が沈んだ、ちょうど反対の東の空に、巨大な丸いものが・・・・いや、冗談では

なく、本当にちょっとびっくりするくらい大きく見えた。月だった。そう、今日は満月

の日だ。満月とうのは、月が太陽と正対して正面から光を浴びた状態。だから、

満月の時というのは、太陽が西の空に沈む夕方に東から上ってくるのだ。

それにしたって、巨大に見えるぞ。実は、月は上り立てで地平線近くにある時、

大きく見えるものなのだ。目の錯覚によるものなのだが、その原因は諸説ある。

一番説得力があるのは、「比較」による錯角。周りに比較対象のものがないと

人間の眼は「小さく」見積もってしまう。だから天高く見える月は小さい。遠景と

比較できてしまう地平線近くの月はでかく見える。もちろん本当は同じ大きさだ。

月を眺めながら帰りを急いだ。

で、本日3日。今日も仕事てんこ盛り。午後3時から近場の利根川へ。

風は昨日よりはるかに強くなっている。まあ、それでも歩く。ここら辺は江戸川、運河、

小貝川、利根川、鬼怒川(ちょっと遠い)等いろいろあるが、それぞれ個性があって面白い。

利根川は土手周辺が広大だね。ただ、川も遠い、という残念なところもあったりする。

こちらは遠くに筑波山が見える。

あの山には何度も何度も登ったなあ。

風があまりに強いので、早めに引き上げる。車での帰り道、道路の向こうに

富士山。思わず車を止めて撮影。

動画なども。風の音や車の音がうるさいから気を付けてね。

さあ、今年はどんな年になるのやら。

今年もしょーもない事ばかり書きそうですがよろしくお願いいたします。