日々、秋深まって行く。で、季節の変わり目は印旛沼で決まりだ。
チャリで走っていると・・・・これはカワウか?車と衝突したのだろうか?
車道なのに綺麗な姿のままなので、死亡して1時間もたっていまい。
しかし、死んだ鳥に触ってはいけない。万一だが、「鳥インフルエンザ」によって
死んだ可能性だってあるからだ。
しばらく行くと・・・・用水路沿いの土に、なにやら白いつぶつぶが・・・・
こ、これは貝殻だ。こんなところに淡水産の二枚貝とか、いたんだ!
ちょっと行くと、お地蔵さまが・・・・比較的綺麗だから新しいものだろうけど
憑代は代替わりしながら運百年もこの地に居て人々を見守ってきたのだろうなぁ。
で、しばらく行くと、今度は大きなムカデが轢かれて煎餅に。可哀想だけど
まるで一枚の「壁画」みたいだね。
おや、こんなところに・・・・え?印旛沼には猪も出るのか。これは電気柵だから、
農作物に被害がでるほどたくさんいるんだろうなぁ。この前はマムシの死がいを
見たし、印旛沼の自然、恐るべし!
このころは、まだいたるところでコスモス満開だよ。
普通は、山間部にあるものだが・・・・・なんと道路のわきにアケビがなっている。
昔、大学の生物学科でフィールドワークをしていた時、大量のアケビを
見つけて食したことがあった。けど、美味しくはなくって、しかたなく焼酎に
つけて「アケビ酒」にしたのだった。まあ、美味しいものがあまりなく、甘いもの
が貴重だった時代の子どものおやつ代わりなんだろうなぁ、と当時思った。
けど、この日は、ものすごくうまそうに見えた。で、つい、ぱくりと・・・・・
いやいやいやいや、ものすごく美味しい!砂糖のようなきつい甘さではない、
優しい上品な甘さが口の中に広がった!あの時食べた美味しくないアケビは
なんだったのだ!もしかしたらまだ熟していなかったのかもしれないね。
これなら、おやつに文句なし。
またしばらく行くと、いつもの水場。ここでたっぷり水分補給。
食事はいつものふたご亭にて「生姜焼き定食」 うまうま。
ああ、路上には、むいた栗のイガが転がっている。
カラスウリが真っ赤になってます。「真っ赤だな、真っ赤だな、カラスウリって
真っ赤だな♪♪
で、秋の空を見ながら、ベンチでいつものように寝てしまう。
夕暮れの印旛沼。黄金色に染まって美しい。刻々と色は移り変わって行くよ。
黄金色の時間が過ぎ、夕闇が広がってきた。これもいいなぁ。
今日も一日いい日だったね。