食べ物による顔の形態の変化。

これは魚食恐竜。

 

たしかに、魚ばかり食べているワニがこんな口をしていましたね。

そうそう、食事、というと肉食のティラノザウルスは共喰いをしていたようです。

前から見ると、堂々とした体躯ですっげーかっちょいいのですが・・・・

よく見ると尾っぽがない。

どうも、歯型から、同じティラノザウルスに尾っぽを噛みつぎられたようなのです。

まあ、腹が減ったら「共喰い」。恐竜だからしょうがないか。右下がちぎられて

落下した尾っぽ。

さて、ティラノザウルスは、精巧なロボットになってたりしてました。

あと、10年もすれば、これが展示会場中を所狭しと走り回るくらいに

進化していそう。

さて、形態的に面白い恐竜もいろいろ。

これは、頭になにか生えている。

復元図は昔が左、現在は右のようであった、と思われています。

だけど、この突起はいったい何に使ったんだろう。こういうのって、「異性」の

感心を呼ぶためだけに変な形になったりするから、「合理的理由」も何も

あったもんではなくなってきたりします。恐竜の生き残りである鳥の♂なんか、

クジャクとか無駄に美しいでしょ?あれって、めだって生存に逆に邪魔になったりする

はずなんですが、ひとえに「メスの気を引くために」進化しているわけで・・・・・

変わった形と言えば、これ。見事に「禿げ頭チック」

これ見ていた女子中学生が、いきなり「ザビエル!」と叫んでおりました。

ああ、言いえて妙だ。

これも、ザビエル一族。しかし、これもなんでこんな形になっているんだろう?

昔は、「戦うときの頭突きのため」とか解釈されていましたが、頭骨内部にクッション

部分がなく、頭突きをしたら、直接脳に振動が伝わって失神してしまうとかで、

やはりよくわからない・・・・・・・

さて、会場の中央に鎮座していたのは、超巨大な竜脚類「ルヤンゴサウルス」

でございました。

 

暗くて、ピントがなかなか合いませんでしたが、どうぞ動画でご覧ください。

ちょっと信じられないくらいでかい。ちょっと離れて、とりあえず全体像を。

さて、こんな恐竜たちが、実は、日本にもかつていたらしい。というか、日本は当時

大陸の一部で、まんま恐竜の楽園だったのだ。福井県から、けっこう恐竜の化石は

出てくる。というわけえ、当時の福井県をジオラマで再現している。福井県すげー!

さて、恐竜はたっぷり堪能した。さて、帰りの時間だ。と思ったけど、せっかく

海浜の幕張に来たのだから、海を見てから帰ろう。ここから歩いて15分くらいで

海が見えるはず。

ああ、夏は足早に去ってしまったと思っていたけど、ここに少し残り香があるね。

 

 

 

ああ、今日は楽しめたね。明日は、最後の夏の名残を探しに印旛沼でも行って

来ようかな・・・・・・