共鳴実験をやりたくなった。まったく同じ材質・同じ構造に作られたものは、

固有振動数も同じで、互いに「共鳴」しあう、と言うアレである。

で、ネットで検索。中国製ではあるが、共鳴箱付音叉(440Hz)をポチっとして

しまいました。一個2000円、で二つで4000円。

さあ、これで共鳴実験だぁ。

当然、共鳴など起こすはずもなく・・・・・

 

4000円、ドブに捨てた・・・・中国製、侮りがたし・・・・・・くっ、まさか、ここまでとは・・・・・

で、ここでめげていては実験などできないのだ。オークションで良さそうな音叉を探し

まくる。で、共鳴箱はないが、音叉だけ二つで3500円でゲット!これは、本物だ。

なんでもこれをオークションに出した女性のお父さんが、高校物理の先生で、実際に

共鳴実験で使っていたもののようだ。

元の部分は、なんと「ベークライト」だ。おそらく、40~50年、いや、もっと前のもの

ではなかろうか。このネジも、どうも今のネジ規格では無さそう。旧JIS規格ではあるまいか。

で、さっそく共鳴箱を自作。組み立て。うほっほう♪

 

さあ、いよいよ共鳴実験。本来、共鳴箱は直列に並べるのだが、見やすいように並列で。

箱の反対口から出た音波は、向こうの板に反射してもう片方の共鳴を引き起こすから

大丈夫だった。ただ、共鳴は音が小さくなるから音量を増して頂けるとわかりやすいかも。

この実験は生徒にうけまくった!「例えば、一卵性の双子の一人をぶっ叩いたら、

たたかれていないほうが、『痛いよう』と痛がっているようなものだぞ!」とか、ええ加減

な説明で笑いを取っていた自分が少し悲しい。

 

※ この後、なにやら音叉に取りつかれたように、ポチっとしまくってしまった

塾長なのであった。今日も元気に無駄遣いだぁ~