さて、山歩きは続く。筑波山は、山頂をぐるっと取り囲むように自然歩道が

整備されている。適度にアップダウンを繰り返し、退屈することがない。

可憐な黄色のヘビイチゴ。ミツバツチグリとそっくりだが、花弁が疎で、がく

が良く見え、湿ったところに(いかにもヘビが出そうなところ)に生えるのが

ヘビイチゴ。がくが見えないほど花弁がくっつき、明るいところに生えるのが

ミツバツチグリだそうです。

 

おお、鶯の鳴き声が・・・・

 

今度はモミジイチゴの花。こちらはヘビイチゴと違って、実が付いたらちゃんと

食べられそう。

おっと、足元には、またタチツボスミレが・・・・美しいなぁ。可憐だなぁ。

ちょっと山頂へ。こんな感じになっています。

売店の中を見ると・・・・おや、山伏さんが・・・・都心からそう離れていない

筑波山なのに、今でも脈々と山岳信仰が生きているのだなぁ。

で、また、周回の遊歩道の続きを行き、帰る。その途中。ニリンソウの大群生。

 

 

帰り際、野鳥のさえずりが近い。いつものミラーレスの超望遠を出す暇は

無く、コンパクトデジカメの望遠で撮影。

この鮮やかな、そして愛くるしい姿はソウシチョウだ。大きさスズメくらい。

ただ、これは、いつのころからか定着した外来種なのだ。つまり日本の固有種

を脅かすミドリガメとかカミツキガメとブラックバスと同じ立ち位置。

「綺麗(美人)だから許す!」と言うわけにはいかないのですな。これのおかげで

地味子の日本野鳥が圧迫されるのはカワイソス。難しいものです。

と言うわけで、GWの筑波山三昧、楽しかったです。癒されたぁ。