ちょっと遅れていてすみません。GWの話などを・・・・・
遠出はしない。往復時間だけで、とんでもなく疲弊してしまうのは目に見えて
いるからだ。で、近場で、大好きな新緑の匂いを思いっきりかげるのは・・・・
そう、筑波山だ。例によって、高校時代の同窓で地質専門家のN氏とキャンプ
することに。ここは、筑波山で、誰も知らない秘密の場所。
筑波山は、新緑の匂いがとにかく濃かった。そんな中で、動植物の写真を
撮りまくりましたよ。ここから先は、動植物の写真ばかりだから嫌いな人は
スルーしてね。まずはニリンソウがお出迎え。
ニリンソウは、このように二つの花を咲かせるからニリンソウ。全部がそうなわけ
ではないのだけどね。
これは、ミツバアケビの雌花。花びらみたいに見えるのが愕だね。
真ん中の柱状な奴が、実になるのだね。
右の奴が雄花だね。
これは、「山吹色」の語源となった「ヤマブキ」です。鮮やかな黄色。
おっと、ヒガシニホントカゲだ。綺麗な金属光沢。こんな鮮やかな光沢は
見たことないなぁ。
ムラサキケマン。これ、有毒です。綺麗な花には毒がある。
これはでかい。80センチくらいある。ミミガタテンナンショウ。頭に当たるところ
に耳たぶ(赤丸)が付いているみたいだから「ミミガタ」。この耳たぶがうんと小さい
のが、「マムシグサ」という同じサトイモ科の植物。どちらも有毒。食べちゃダメ。
おっと、なんだか、人の顔のようなお面がたくさん。宇宙人「グレイ」みたい。
いや、「変態仮面」という気もするなぁ。
これは、ミズヒキの葉っぱだ。
ヒトリシズカ。可憐な花だけど、ちょっと年老いて花が散っちゃているね。
キブシの花。これはお浸しとか、天ぷらとして食べられるらしい。
食べる人は自己責任でね。
ハコベの仲間。可憐だ。
エンレイソウ。真ん中のが緑の花。
というか、花は散って子房が大きくなってきている状態か。
フデリンドウ。小さいながらバランスのとれている素敵な花。(花は2~3センチです。)
シロバナツクバキンモンソウか?
チゴユリ。可憐な花です。下を向いているので、指で強引に振り向かせ
ました。嫌われそうだなぁ。
形は立派な百合ですが、本当に小さい。だから稚児百合なのだと思います。
桜の仲間。ウワミズザクラ。桜と同じ仲間なのに、花の形がこんなに違う。
この綿帽子みたいなのが花。
ヘビイチゴ。ヘビが食べるイチゴ、と言う意味だそうだが、絶対にウソ。ヘビは肉食。
ただ、つける赤い実は毒がないそうです。(美味しくはないそうですが。)
花は目にも鮮やか。可憐な黄色。
ミヤマシキミ。ミカンの仲間なのだけど、こちらは、全身毒。
ここから、一層可憐な「スミレ」シリーズ。
これはフモトスミレ。花は5mm~10mmくらい。可憐なのに、凛としている。
タチツボスミレ。小さな小さな、宝石だなぁ。
で、一泊して帰ったのだった。これは帰路途中に見える筑波山。
本当に自然豊かな山である。
筑波山三昧②に続く。