ああ、年の瀬である。いよいよ冬期講習も始まる。そうなると
もう動けなくなる。で、最後の最後に23日、24日と星を見に行く
計画を。25日から講習だから無理はできない。近場にしよう。
で、いつもの茨城県常陸大宮市に出発だ。
今回は、まず道の駅「北斗星」でいつもの天ざるそば大盛を食べる。千円也。
これは本当にお値打ちだ。食いごたえもあり!新そばの香りもいい。
で、星見の前の定番の温泉に向かう。
でその途中、こういう景色が本当に良いなぁ。
で、わきを見ると何やら小さな入り口が・・・・これは何十年とここに通って
いる私も気付かなかった。建物があるので、人家だと思い込んでいたのだ。
けど、何か呼んでいる。私を呼んでいる気がする。もう、こうなると躊躇なく
上がって行ってしまうのは私の信条。
ああ、やはり・・・・ここには無数のお墓が・・・・ここはこの地の聖地なんだろう
ね。ずっとずっと昔から、ここに住んで、ここで果てた人たちが眠っているのだ。
ええ、もちろん心を込めて、手を合わせてきましたよ。「写真撮らせて下さい。お願い
します。」とも言いました。
こういうところで手を合わせていると、心が落ち着くのであった。何か、古(いにしえ)の人々の話を聞いているような気さえしてくる。はるかはるか昔から、きっと人の心はそんなには変わっていないような気がするね。
さて、温泉に急ぐぞ。
これ内風呂。
カメラが防水カメラで地上はあまり綺麗に写らないから悲しいけど、動画なども。
で、もう夕闇だ。山に急ぐぞ。とっぷりと日が暮れていつもの山小屋着。窓からの景色。
富士山がシルエットになっている。きれいだ。
で、望遠鏡をくみ上げて、そのあとさっそく食事。冬は定番で「モツ鍋」か「おでん」。
今日は「モツ鍋」。
ビールはちょっとおごってキリンの「夜間飛行」。うまぁ。最後に〆でうどん投入。
で、見た見た。星を見まくりましたよ。本当に満足な一夜でございました。
なに?星がわからないって?では親切な私は星座線を引いてあげよう。黄色い線が冬の大三角。白いのがオリオン座です。
で、仮眠を取って、朝。富士山が良く見える。
さて、講習の準備があるから、大急ぎで撤収。帰るぞ。
けど、また新たな神社をみっけ。寒椿の赤い花が絨毯みたいになっている。
鳥居を上がって、と。
小さいながらけっこう厳かな感じのお社が。
で、周りには助さん角さんみたいに、日本の巨大なご神木。
誰もいないので、しばしたたずんで、いろいろ物思いにふける。
おろらく、昔からここでいろんな神事が行われていたんだろうなぁ。
というわけで、明日からの講習に備えて大急ぎで家に帰ったのであった。
星は思う存分見られたし、いろんな所でいろんな体験ができたので、
今日も本当にいい日だったね。ただ、今度はもっとゆっくりしたいなぁ。