昨日は、すさまじい日であった。
水曜というのは、もともと塾も併設しているそろばん教室も混みあう日なのだ。
その上、昨日は、塾に体験の生徒が来ることになっていたし、
そろばん教室の方は検定試験受講予定者が2人も入っていた・・・・・

さて、その猛烈過酷な授業が始まる小一時間前、電話がなった。
「○○です。塾長先生。」

ああ、そろばんの先生だ。けど、いつ元気なのに、今日の声には
元気がないな・・・・・

「今、病院です。車にぶつけられて救急車で搬送されて参りました。」

ヴぇ?

「だ、だ、だ、大丈夫ですか!お体に何か重大な問題などは。」

「今検査してます。今日の授業は、すみませんが、お休みさせて
頂くことになってしまいました。誠に申し訳ありません。」

「ははははい。お体が最優先です。とにかくしっかり検査して下さい。」

いや、心の底からそろばんの先生の体が心配だったことには
間違いないのだが、その後にやってくるだろう地獄の風景が頭をかすめた
のも事実であった・・・・・

冷や汗というか、脂汗というか、つつつーと流れる。

心臓がバクバクバクバクと強烈な自己主張をはじめる。

最近、小学生の部とそろばん教室の方の人数が増えてきて、この前
とうとう満席になって生徒がこぼれてしまったことがあった。
小さな教室なので、20人も来たら満席になってしまうのだ。
(その時の写真。空いている椅子は中・高生徒用で、子供用と入れ替えて
置いてある。)その時、「ああ、この状態でトラブルが起きたら
地獄を見るなぁ。」と思ったがその時がこんなに早く来るとは思って
も見なかった。

とうとうあふれた
とにかく、次から次へと生徒が極限状況の教室に入ってくる。
「今日は非常事態。○○先生が交通事故にあったから、
僕もそろばんの方にも入ります。今日はいろいろ不手際もある
だろうけど、許してチョウダイ。」
もう一人のそろばんの先生と「あと2時間、あと2時間凌げば
なんとかなる・・・はず。」とお互い励まし合って、どうにか乗り切った
のであった。

結局、交通事故にあった先生は、打撲で済んだようで、すぐに復帰
できるようです。よかった良かった。

しかし、私の方は、あまりのストレスに、かなり来てしまったので、
今日のお昼は、お弁当を屋上で食べたのであった。
今日は風も弱く、屋上はぽかぽかして気持ちよかったのであった。

で、天文台の縁に腰掛けて、近所のスーパーで「彩どり25品目のあさり
ご飯弁当」なるものを買って、食べたのであった。
ああ、春の匂いがするね。もう少ししたら、この前は、サクラ満開になり
1年で一番美しい姿を見せてくれるのだ。待ち遠しいなぁ。

春のお弁当
アサリがたくさん入っています。

アサリたくさん
授業まで5時間もあったから、ストレス緩和のために、ちょっと
○~○を飲んでシマウマ。まあたまにはね。

凝り固まったものがゆっくり溶けていくなぁ。早く本当の春が
来ないかなぁ。