できなかったものをまとめてつくるぞっと。
望遠鏡やカメラのファインダー周りの強化だ。
たとえば・・・・ミラーレスカメラで星の写真を撮る時、液晶モニター
では暗くてわからず、構図を決めるのにかなり苦労する。
で、それなら、LEDドットファインダーを取り付けてしまえ、と。
(もちろん、通常の撮影もするカメラなので取り外しが自由にできる
ようにしなければなりませんよ。)
で、部品など。
さて、加工しまっせ。
うちの裏庭ガレージのポンコツボール盤っす。
ポンコツでも良く働いてくれるっす。
で、ひとつ出来上がり。これでカメラにLEDドットファインダーが
乗った!
フラッシュを載せるところに強引に取り付けられるように加工しました。
ええ、ヤスリで結構頑張って最適化したおかげで全くガタはありません。
取り外しもばっちりです。
さて、次は私のメイン望遠鏡のファインダーの取り付けだ。
今まではほとんどエンコーダー(角度検出器)のデジタル表示だけで
なんとか星を導入してきましたが、最近寄る年波か、デジタル表示器
が誤作動を起こしたりするようになりました。で、それなら本格的な
アナログファインダーを取っつけよう、と思い立ったしだいでございます。
で、さっそく加工しまくり。
70mm単眼鏡に、やっぱりLEDドットファインダーの取り付け成功。
それをさらに加工して、メインの自作大型46センチ望遠鏡に搭載でき
るようにする。
で、完成。
そのうえ、このままではこの70mm単眼鏡のレンズが使用中に
夜露で曇るので、フードもつくろう。
で、身の回りに適当なものはないかしら。
あった!ペットボトル。両端を切断して、テーパー(傾き)のある方
を適当に利用してぴったりサイズに!最近僕はペットボトルの魔術師
と呼ばれます。
で、もちろん、内面反射を避けるために、中は黒くしなければならない
ので、ベルベットのような「植毛紙」を内側に貼り付けるっと。
見よ、この漆黒の闇の中に浮かぶ、レンズのコーティングの美しさ!
俺、この吸い込まれるような色が大好きで、何時間でも見続けていら
れそう。
これだけ「黒い」という事は、邪魔な光はすべて吸収されて像のコントラスト
が高まっている事を意味している。
さて、とりあえず、本体の自作大型望遠鏡に乗せるぞっと。
ここで本体側にちょっと加工。電動ドリルで穴開け。
で、こんな感じで今日の工作は終了。しっかりファインダー、乗りました!
中央部にはサブ望遠鏡も搭載するから、これで、ファインダーによる最低
倍率10倍から、サブ望遠鏡の30倍近辺、本体の大型望遠鏡の70倍以上
数百倍まで、この一台ですべて楽しめるようになりましたぜ!(星は倍率が高
ければ良く見えるわけでは無く、対象によって一番美しく見える適正倍率があります。
一方、大型の望遠鏡になればなるほど、低い倍率が出しにくくなるのです。
だから小さい望遠鏡は小さいなりに「出番」がちゃんとあるのですよ。)
ああ、モノ作りってなんて楽しいんだろう。大学は間違えて
理学部生物学科に行ってしまったけれど、本当は工学部に
行った方が楽しかったような気がするなぁ。そしたらきっと
今頃、喜々としてロボットでも作っていたような気がする・・・・・・
今日は、充実した一日であった。さて、定期試験も近い。明日から
は、思いっきり本業に打ち込もうっと(日記には書いておこう。)