とうとう、アメリカでエボラ出血熱の患者がでた。これはいろんな
意味で事態が新たなフェイズ(局面)に突入したことを意味する。
意味で事態が新たなフェイズ(局面)に突入したことを意味する。
感染者が帰国後に発症したことは仕方がない。これは予想された
ことである。エボラは発症前の潜伏期では感染を確認するすべ
はないからだ。発症は発熱や頭痛、倦怠感からはじまる。
咳こそでないが、ほぼ風邪と同じだ。こうなってはじめてエボラ
ウイルスが検査に引っかかるようになるのだ。これは、潜伏期
は感染力が「ほぼない」事を意味するとともに、スクリーニング
(感染者選別)もできないことを意味する。
ことである。エボラは発症前の潜伏期では感染を確認するすべ
はないからだ。発症は発熱や頭痛、倦怠感からはじまる。
咳こそでないが、ほぼ風邪と同じだ。こうなってはじめてエボラ
ウイルスが検査に引っかかるようになるのだ。これは、潜伏期
は感染力が「ほぼない」事を意味するとともに、スクリーニング
(感染者選別)もできないことを意味する。
つまり、まだ発症していない保菌者の「検疫すり抜け」は避けよう
がない。だから今回アメリカのエボラ騒動で問題なのは、
感染して帰国した者が発症した事ではない。看病していた
看護師が二人も二次感染した事が非常事態なのだ。
がない。だから今回アメリカのエボラ騒動で問題なのは、
感染して帰国した者が発症した事ではない。看病していた
看護師が二人も二次感染した事が非常事態なのだ。
アメリカは、日本と違って常にテロと向き合っている。
その中で一番怖いのは貧者の核兵器と言われる「生物兵器」
を用いたテロだ。だからこういったバイオハザードに近い状況
に対する対策は世界でダントツに最先端である。このアメリカ
で最大限の防御服を着た看護師二人が二次感染したのだ。
この事実には強い戦慄を覚えざるを得ない。
その中で一番怖いのは貧者の核兵器と言われる「生物兵器」
を用いたテロだ。だからこういったバイオハザードに近い状況
に対する対策は世界でダントツに最先端である。このアメリカ
で最大限の防御服を着た看護師二人が二次感染したのだ。
この事実には強い戦慄を覚えざるを得ない。
(※ この二人の防護服脱着手順にミスがあった、という意見
もある。ただ、通常のウイルスでは、手順ミス程度では感染は
しない。また、第一感染者が医療機関に運び込まれるまで
もある。ただ、通常のウイルスでは、手順ミス程度では感染は
しない。また、第一感染者が医療機関に運び込まれるまで
に接触した一般人に感染者はいなかった。と言うことは、患者
の発症時と死亡直前時の間に相当の感染力の違いがある事
を示唆していると思う。死亡直前、患者は「ウイルス袋」と化し
ていて、感染力も格段に高くなっているのではなかろうか。)
の発症時と死亡直前時の間に相当の感染力の違いがある事
を示唆していると思う。死亡直前、患者は「ウイルス袋」と化し
ていて、感染力も格段に高くなっているのではなかろうか。)
とにかく、今は世界最強の防疫力を持つアメリカがエボラを
封じ込めることを祈るしかない。もし、アメリカでエボラの感染
爆発がはじまったら、日本への侵入は時間の問題となるからだ。
封じ込めることを祈るしかない。もし、アメリカでエボラの感染
爆発がはじまったら、日本への侵入は時間の問題となるからだ。
万一、日本でエボラの発症が起こったら・・・・・人口密度から
言って大変な事態となるだろう。実は、日本にはエボラ出血
熱患者を受け入れ可能施設は45施設92床しかない。
つまりエボラ出血熱の患者は日本ではマックス「92人」までしか
受け付けられないのだ。また、エボラウイルスを検査できる施設
に至っては「0」。ひとつもないなのだ。このレベルの危険性の
あるウイルスの扱いは「P4」というレベル4の施設が必要で、
日本には2つある。しかし、現在住民の反対でレベル3までしか
運用できない「運用停止」状態なのだ。つまり、日本国内では
エボラかどうかの確認すらおぼつかないのである。
言って大変な事態となるだろう。実は、日本にはエボラ出血
熱患者を受け入れ可能施設は45施設92床しかない。
つまりエボラ出血熱の患者は日本ではマックス「92人」までしか
受け付けられないのだ。また、エボラウイルスを検査できる施設
に至っては「0」。ひとつもないなのだ。このレベルの危険性の
あるウイルスの扱いは「P4」というレベル4の施設が必要で、
日本には2つある。しかし、現在住民の反対でレベル3までしか
運用できない「運用停止」状態なのだ。つまり、日本国内では
エボラかどうかの確認すらおぼつかないのである。
続く
※ 長くなってしまったので、予測や対策等は次回に回します。
すんませんです。