小学生の生徒たちが、「自由研究何とかして!」とかしましい。
しかし、さすがに私がやってあげるわけにもいかず、さりとて
知らん顔をするわけにもいかず・・・・

というわけで、「ポラリス自由研究の日」を作ったのだった。
私はあくまでもサポートに徹して、生徒たちの自由研究を
なま暖かく見守る、という趣旨の日なのである。

しかし、実際は、とんでもなく大変なのだった。
みんな同じ実験をするのなら簡単なのだが、みんなめいめい
違う実験をするのだ。具体的には写真を見てね。

温度計を手作りする生徒。(こりゃ、麦茶飲んでるようにしか、
見えないね。液体は色つきでなければ目盛が見づらいので
あえて麦茶。)

温度計
ヤジロベエをつくって、野菜を重りにする生徒。

ヤジロベエ
かつ、超強力磁石を使って野菜の反応を見る。
ヤジロベエが磁石から逃げるように回転をはじめる。
(野菜に含まれる水分がネオジウムほどの超強力な
磁石には「反発」するのだ。)
野菜と磁力
みんなに焼きそばを作ってやろうとして用意した豚肉を使って
カタラーゼの過酸化水素水分解実験に取り組む奴。出てきた
気体は「酸素」
酵素反応
教室の冷凍庫を使って、過冷却実験。ひっぱたいたら瞬時に
凍った。

過冷却


電気分解をして青い銅イオンを発生させて喜んでいる。

電気分解による銅イオン発生
最後に飽きたのか、女の子同士で柔軟性の限界実験か?

柔軟性限界実験

めちゃくちゃ、めちゃくちゃに疲れた一日だった。
あまりに疲れて床に寝ちゃったら、実験材料にされそうだった。

夕方になんとか、みんな結果が出てお開き。
あまりに疲れたので、そのままチャリに30分ほど走って
例の「手賀沼ビアガーデン」に出かける。

手賀沼ビアガーデン1
あああ、遠くの透明感のある赤い夕空が綺麗だ。

手賀沼ビアガーデン2

疲れたけど、今日も一日いい日だったな。