なんか、生徒さんの家からお米を頂いた。
やっぱり頂き物が「米」というのは、私の貧相な日常の
食生活を見透かされているのかもしれない。
なんと銘柄をみたら「魚沼産コシヒカリ10kg」である。
これは私などが食すとバチがあたりそうな高級米だ。
きっと「せんせ~カップラーメンとかばっかりではなく、
たまには美味しいものでも食べてくださいよ~
いい授業できませんよ。」という事なのかもしれない。
ただ、開けてびっくりお米が茶色い。これは玄米だ。
電気炊飯器を見たら「玄米モード」というのがあった。
さっそく炊いてみた。
すると・・・・意外にいけるではないか!そのままでも
おいしいし、チャーハンにしてもいけるぞ。
ただ・・・・歯の悪い85歳になるお袋は悲しそうに
「噛めない・・・」というのであった。
これは、やはり精米せねばなるまいな。
15年位前にたしか、精米機を買った覚えがあったが・・・
これが見つからない。あの精米機は、一回も使う事なく
我が家のいたるところに存在する「異次元スポット」に
姿を消したようだ。
しょうがない、どこかに精米所でもあるだろう、と車で
でかけたのであった。あ、ガソリンがない、とちょっとスタンド
に寄り道すると・・・・なんとそのスタンドの目と鼻の先に
「コイン精米所」はあったのだった。
人間って面白いね。まったく興味の無い物は、いつも目の
前にあっても気づかない。それが、興味を持ったとたんに
姿を現すように見えるんだね。
↓ 今までまったく存在に気づかなかった「コイン精米所」
コイン精米所 
でなかはこんな感じ。
こんな感じ
お金を入れるとシャッターがあく。ここに玄米を投入。
ここに玄米投入 
そうだな。完全な精米は面白くないから、「7部づき」
としよう。おお、精米がでてくるぞ。
すげー 
いっぱいたまった。
精米
さて、私が来た時は、お客など誰もいなかったので、
「こんなんで商売になるのか?こんなご大そうな
機械を設置して、元がとれるんか?」と思ったの
だった。だけど、ちんたら精米して帰ろうと思ったら
私の車の後ろに3台ほど、車が精米待ちをしていたの
だった。う~ん、意外だ。

さて、早速その日から精米したてのお米を炊いて
食べました。と~っても美味しかったです。