小学生の生徒が急に「私立中受験する!できたばかりの
二松学舎中に行きたい!」と言い出した。
うううう、だば、一応その学校に行ってみなければなるまいなぁ。
塾向け説明会はとっくに終わっていたので、直接電話。
「どうぞお越しください!」
おお、なんか親切。
で、行って来ました。
(誰?珍しく塾長らしい仕事してる、なんて言っている人は。)
手賀沼のほとりにお城のような学校、というイメージだなぁ。
正面入口がかっこいい。
正門
そんでもってすごい数のスクールバス群。東武バスの車庫
かと思った。
バス群 
で、受付に行くと、案内の先生が出てきて、応接室に・・・
と思ったら校長室に連れて行かれた。校長先生は何か
仕事をなさっていたのだが、ちょとと挨拶して名刺交換
したら、すぐに何処かに去って行かれた・・・・
案内してくれている女の先生がおもむろに学校説明を
はじめてくれたので、
「も、もしかしたら、僕への学校説明のために仕事中の
校長先生を追い出してしまったのでは・・・・・」

女の先生にっこり笑って
「大丈夫ですよ~気になさらないで下さい。」

気にしますがな・・・・・

さて、学校の説明をしてくれた後は、なんと授業見学。
中学の授業中のクラスをその女先生と二人で見学
しまくるのだった。授業中なのに、いきなり後ろの扉
を開け、教室を巡回するんでっせ!
私は小心者なので、ビビリまくりですがな。
というか、ちょっと前、逆の出来事があったことを思い
だしていた。
私が某松戸の高校で講師をしていた時、なんという事か
教育委員会の面々が授業見学に大量に入室してきた
のだった。すると・・・・・・

普段はおとなしいはずの生徒たちが突然興奮しだして
「センセー、すげーよ。お客さんがたっくさんいるよ~」
「すげーすげーおぢさんたちがいっぱいだ~」

まるで、授業中に眼前、突然サル山が出現したような状況だった。
そして、そのサル山越しに、教育委員会の先生方の
氷点下の冷たい視線が・・・・・・・・
この出来事は、完全に私のトラウマになった・・・・
トラウマ
その点、この学校の先生達は、私のようなオヤジの一人や二人
まったくハエほどにも意を介さないで授業に邁進なさっていた。
さすがだ・・・・・

とにかく、施設は素晴らしいし、先生方の授業技術も熱意も
大変なものだ。まだ中学を開校して日は浅いが、これから
どんどん伸びる学校と見た。期待しよう。
写真は体育館と中庭。
体育館 
中庭