渡良瀬遊水地の方まで行ってこよう~
と言ってもいつもの出発地点から行くと、2日がかりになりそうな
ので、とりあえず関宿あたりまで車で。その後チャリで行けるトコロ
まで、という行き当たりばったり的スケジュールでございます。
下図は今日の全行程。番号振ったから見ながら読んでね。

① いつも行く関宿城の向こう岸にある「境道の駅」にとりあえず車
を止め、中から折りたたみチャリ出動!
で、利根川の土手に登る。対岸に見えるお城は関宿城。いつも
あそこまでチャリで来て、城の下あたりにあるベンチで寝ているのだ。

境の渡しって、なんか船でも出していたのかしら。
さて、今日はあのはるか川上の渡良瀬に向かってGo!

クーラーボックスには「炭酸発泡系の美味しい飲み物」と
凍らせたお茶、そして ジャ~ン!冷えたトマト!
これがことのほかうまかったりするのだ。

おお、ちょっと行くと高瀬舟乗船場!こんなもの今でもまだ
あるのか。今度時間があるとき乗ってみよう。
おお、鉄橋を新幹線が・・・・写真⑧ これ、東北新幹線です。
けっこう遠くへ来たなぁ。
で、写真③ ここから利根川と渡良瀬川が分枝する。
ちょっと感慨深いぞ。
ちょっと行くと何やら秘密の入り口。もちろん私はこういう
ところは必ず入る。
入って行くとそこは神社だった。なんでも雀神社と言って
貞観時代に建立された由緒正しい神社だそうです。
貞観時代といったら千年以上前、そう、東北大震災が
前回起こった時代です。(どうやら東北大震災は
千年ごとに繰り返されていたようです。)とくに津波は
貞観津波と言われ相当な被害をもたらしたことだけは
わかっていますが・・・・とにかく、そのころからこの地域
一体を鎮める神社。で、鎮め神社から雀神社になった
という言い伝えがあるそうです。
ふたたび土手に戻りサイクリング続行。
おお、こんな小径が・・・・・・
こちらは下流方法。なんか自然な川っぽくていいね。護岸工事もして
なさそうだし。頭のなかでは自然に森高千里の「渡良瀬橋」が流れている。
さて④あたり。渡良瀬遊水地付近。森の中を自転車で疾走。
新緑の香りが鼻孔をくすぐる。
よく見るとところどころ道路が紫色。あ、これは桑の実。
サイクリングロード両サイドはみんな桑の木だ。
桑の木はみなたわわに実をつけている。熟すと黒っぽくなり、
自然に落ちてくる。最初雹でも落ちてきたのかと思った。
指で触ると、すぐに指が紫色に。舐めてみるとすっごく甘い。
たぶん、昔この辺りはカイコの生産でもしていたのかもしれない。
ネットで調べてみると、果たしてカイコの一大生産地で、桑の木は
そのまま野生化したそうだ。これで放射能とか気にしなくて良かったら
口いっぱいにほおばっていただろうなぁ。
生物でカエルの卵の発生時期で「桑実胚期」というのがあるが
なるほどと思った。下はカエルの桑実胚
で、まだまだ④の渡良瀬遊水地わきを散策。おっと、これは
オオスズメバチの死骸か。相当でかいぞ。でもよく見ると
首から上がない!変死体だ。
殺される直前、そうとう抵抗したのだろう。毒針がだしっぱなしに
なっている。ああ、なにか哀れをさそう。
犯人は誰だ!
で、近くを探すがカラスが鳴くばかりだった。
いや、まてよ?つまりこのオオスズメバチは、食べるために殺された
わけではなく、ほとんどスポーツハンティングの遊びで殺されたので
はなかろうか?2年ほど前、我が家の近くで見かけた野鳥(ムクドリ?)
の惨殺体を思い出した。※ グロ画像注意。拡大しないほうが良いです。
この惨殺体、野鳥ということはわかった。実は近くに鳥の足だけ落ちて
いたからだ。皮だけむかれ、内臓だけ綺麗に剥き出されていた。
本来、肉食動物は栄養のある内臓から食べるから、これは食べるため
にやったことではない。たぶん、遊び半分で、いやもしかしたら、内蔵を
見たいがために興味本位でやったのではないのか。そんな動物は
私はひとつしか思い浮かばない。
そう、カラスだ。
カラスの知能は信じられないくらい高い。次の動画を見てほしい。
カラスが一人でスノボの練習をしている。滑り台を練習する
カラスも目撃されている。
冗談ではなく、カラスはニュータイプになりつつあるようだ。
私たちは、ある動物の進化過程、次のステージに上がる過程を
目撃しているのかもしれない。
都市部の雀が極端に減少しているというが、カラスのスポーツハンティ
ングの犠牲になったのではなかろうか・・・・・(私の勝手な仮説です。)
※野鳥の残骸の写真がいつもまにか削除に!やっぱりグロすぎたか。
さて、まだまだ森の道を疾走。この時期のこういう道は最高だ。
いたるところに小径があるので、ついつい寄り道。
おっと、真っ赤な草の実
これは「ヤブヘビイチゴ」といってヘビイチゴの親類筋
毒はなさそうだけど、まずいらしいです。おいしそうだけどね。
さて、そろそろ引き返す。④から⑤にむかう。途中、渡良瀬川の
橋を渡る。ここは県境。
あまりにつかれて寝てしまう。枕はいつも持ち歩いて
いる。
だけど、こんな看板が。
渡良瀬川と利根川の分岐点。なかなか雄大な景色。
ここから⑤に入る。
で利根川をわたらなければならないので橋のある上流
に向かう。利根川の土手。もう夕靄が迫っている。
で、やっと埼玉大橋。チャリ走行できる幅が狭い。
けど交通量が多く逃げ場がなく泣きそう。
これは橋の上から撮った利根川。やっぱり利根川は雄大。
で⑦⑧⑨とやっと境の道の駅に帰ってきたのでした。
最後はちょっとはしょったけど、まあいいか。
けど、本当に写真が削除されちゃうことなんてあるんだ。