やっとお休み。友達と山行きだ~
栃木県の八方ヶ原っす。こんなトコロ。↓
ちんたら行ったので、現地についたのが5時頃。
さっそく夕飯の支度。今日はバーベキュー。

しかし、食べている最中、なんと空から冷たいものが・・・
雨だ!小雨なので、無視して食べ続けると・・・・
いつの間にやら小雪まで舞っている。この時期、
いくら山とは言え、雪まで降るとは・・・・・
しかしこの程度の悪天は我が食欲を減ずること一切なく
ひたすら食べ続けた。
すると・・・・いつの間にやら満天の星空に。すっげー
で、この後は、持ってきた望遠鏡で星見三昧。
ああ、いつの間にやら夏の星座の雄、サソリ座が上ってきた!

さて、午前2時になり月も上ってきたので星見は終了。
月は明るいので、他の星々は見えにくくなってしまうのでだ。
さて、就寝。テントに入る。

と、ところが・・・・
年のため、持ってきたガイガーカウンターのスイッチをONにすると、
警報音が。みるみる測定値が上がっていく!やっべー!
念のため友人が持ってきた違うタイプの放射能測定器で測っても
ほぼ同じだ。柏の3倍!テントがほぼ地面に直寝に近いことを考えると
ここに一晩中寝ているのはヤバイ気がする。しかし・・・・
原発事故は関東の山々をずいぶん汚染したのだなぁ。
山間部は除染するわけにもいかないし、生態系に影響など
出ないのだろうか・・・・・

仕方ないので車中泊に切り替える。しかし、狭いので
僕は2時間程度しか眠れず・・・・・
まあ、それでも翌朝6時に目覚め、いざ山中へ!
さて、まず平地でもよく見かけるが「カタクリ」がお出迎え。
ついで、ショウジョウバカマ。
白い花は、キクザキイチゲ。

開花するとこんな感じ。どれもこれも本当に可憐という言葉が
ピッタリだ。
立木にびっちりきのこ類。

ブーンと羽音がすると、私の服にとまろうとしている輩
がいる。ホバリングがうまく、空中にとまっている。
なんかだるまに長いくちばしをつけたような形態。
まるでジブリのアニメにでも出てきそうな奴だな。
どうも僕の紫がかった服から紫外線でも出ていて
花と勘違いしているらしい。枯れ木にとまったところを
撮影。後に調べると、「ビロウドツリアブ」というらしい。
花の蜜を吸うらしい。さすがにこの長い口が人を刺す
道具だったら怖い。だけど幼虫の時には地中のハチ
に寄生して生きる肉食なんだそうだ・・・・

で、黒く光る大きな塊みっけ!
実は今回の山行きの大きな目的の一つがこれ。
黒曜石だ。比較の為に乗っけているのは500円玉。
実はこの高原山はこの黒曜石の産地なのだ。
一万年以上前の旧石器時代、人々は石器を使っていた。
しかし、打製石器の原料はどんな石でも良いわけではない。
割った時に「鋭利」にならなければならないのだ。で、黒曜石は
この目的にピッタリ。割れるとまるでガラスの破片のような形状に
なる。で、旧石器時代人はこの黒曜石を使って「矢じり」や「斧」
「包丁」を作っていたのだ。だが、この黒曜石、どこでも取れる
というわけではない。きちんと鋭利になってくれる品質の良い
黒曜石になると本当にめったにない。この「高原山」の地は、その
めったにない産地の一つなのだ。とくにここらへんは「高原山黒曜石
原産地遺跡群」として歴史に名前を残している。当時の人々は、
わざわざ標高1500メートルのこの地にやってきて黒曜石を採掘し、
ここで石器を製造していたのだ。黒曜石ごと持って帰るのは重かったからね。
おそらく貴重な黒曜石石器は、貨幣のような役割も担っていて
全国を流通していたのだろう。遠く群馬や静岡でもこの「高原山製石器」
は発掘されている。
じっとこのでかい黒曜石に手を触れて目をつぶると、当時の人々の生活が
脳裏に浮かんでくる。
さて山行きは続く。5月というのにところどころ、雪が残っているぞ。
途中、ガサっと大きな音がする。これは何か大型動物の出した
音だ。見ると・・・鹿もこちらをじっと見ていた。とりあえず
クマでなくてよかった。

つーわけで、今年のGWも楽しめました。(去年は竜巻に
襲われて死ぬかと思った。良かったら去年のGWのブログも見てね。)
栃木県の八方ヶ原っす。こんなトコロ。↓

ちんたら行ったので、現地についたのが5時頃。
さっそく夕飯の支度。今日はバーベキュー。

しかし、食べている最中、なんと空から冷たいものが・・・
雨だ!小雨なので、無視して食べ続けると・・・・
いつの間にやら小雪まで舞っている。この時期、
いくら山とは言え、雪まで降るとは・・・・・
しかしこの程度の悪天は我が食欲を減ずること一切なく
ひたすら食べ続けた。
すると・・・・いつの間にやら満天の星空に。すっげー
で、この後は、持ってきた望遠鏡で星見三昧。
ああ、いつの間にやら夏の星座の雄、サソリ座が上ってきた!

さて、午前2時になり月も上ってきたので星見は終了。
月は明るいので、他の星々は見えにくくなってしまうのでだ。
さて、就寝。テントに入る。

と、ところが・・・・
年のため、持ってきたガイガーカウンターのスイッチをONにすると、
警報音が。みるみる測定値が上がっていく!やっべー!
念のため友人が持ってきた違うタイプの放射能測定器で測っても
ほぼ同じだ。柏の3倍!テントがほぼ地面に直寝に近いことを考えると
ここに一晩中寝ているのはヤバイ気がする。しかし・・・・
原発事故は関東の山々をずいぶん汚染したのだなぁ。
山間部は除染するわけにもいかないし、生態系に影響など
出ないのだろうか・・・・・

仕方ないので車中泊に切り替える。しかし、狭いので
僕は2時間程度しか眠れず・・・・・
まあ、それでも翌朝6時に目覚め、いざ山中へ!

さて、まず平地でもよく見かけるが「カタクリ」がお出迎え。

ついで、ショウジョウバカマ。

白い花は、キクザキイチゲ。

開花するとこんな感じ。どれもこれも本当に可憐という言葉が
ピッタリだ。

立木にびっちりきのこ類。

ブーンと羽音がすると、私の服にとまろうとしている輩
がいる。ホバリングがうまく、空中にとまっている。
なんかだるまに長いくちばしをつけたような形態。
まるでジブリのアニメにでも出てきそうな奴だな。
どうも僕の紫がかった服から紫外線でも出ていて
花と勘違いしているらしい。枯れ木にとまったところを
撮影。後に調べると、「ビロウドツリアブ」というらしい。
花の蜜を吸うらしい。さすがにこの長い口が人を刺す
道具だったら怖い。だけど幼虫の時には地中のハチ
に寄生して生きる肉食なんだそうだ・・・・

で、黒く光る大きな塊みっけ!

実は今回の山行きの大きな目的の一つがこれ。
黒曜石だ。比較の為に乗っけているのは500円玉。
実はこの高原山はこの黒曜石の産地なのだ。
一万年以上前の旧石器時代、人々は石器を使っていた。
しかし、打製石器の原料はどんな石でも良いわけではない。
割った時に「鋭利」にならなければならないのだ。で、黒曜石は
この目的にピッタリ。割れるとまるでガラスの破片のような形状に
なる。で、旧石器時代人はこの黒曜石を使って「矢じり」や「斧」
「包丁」を作っていたのだ。だが、この黒曜石、どこでも取れる
というわけではない。きちんと鋭利になってくれる品質の良い
黒曜石になると本当にめったにない。この「高原山」の地は、その
めったにない産地の一つなのだ。とくにここらへんは「高原山黒曜石
原産地遺跡群」として歴史に名前を残している。当時の人々は、
わざわざ標高1500メートルのこの地にやってきて黒曜石を採掘し、
ここで石器を製造していたのだ。黒曜石ごと持って帰るのは重かったからね。
おそらく貴重な黒曜石石器は、貨幣のような役割も担っていて
全国を流通していたのだろう。遠く群馬や静岡でもこの「高原山製石器」
は発掘されている。
じっとこのでかい黒曜石に手を触れて目をつぶると、当時の人々の生活が
脳裏に浮かんでくる。

さて山行きは続く。5月というのにところどころ、雪が残っているぞ。

途中、ガサっと大きな音がする。これは何か大型動物の出した
音だ。見ると・・・鹿もこちらをじっと見ていた。とりあえず
クマでなくてよかった。

つーわけで、今年のGWも楽しめました。(去年は竜巻に
襲われて死ぬかと思った。良かったら去年のGWのブログも見てね。)