こんばんは、江戸すずめです!
まだまだ興奮が冷めませんが…
今日は、
着物スタイルアドバイザーである
佐藤チアキさん主催の
紬・上布の見分け方講座 上布編
に参加してきました~
佐藤チアキさんのブログはこちら
上布(じょうふ)というのは、
ざっくりいうと
細い麻糸を手で糸にして
それを平織りにした上質な麻布のこと。
江戸時代には幕府や藩主などへ
上納されていました。
↑だから「上布」っていうんだそうです~
今は、主に
夏着物の生地として使われています。
ワタシは、
夏は浴衣くらいしか着ないので
涼しげな上布には
すごい憧れがあるんですよね
でも、上布には
越後上布、宮古上布、八重山上布など
産地がいくつかあって
その違いも特徴も
よくわからなかったので
講座に参加することにしたのでした。
ちなみにこちらの講座は
全3回シリーズとなっていまして、
大島紬編、結城紬編もあるのです!
楽しみすぎます~
今回の上布編では
手績み(てうみ)糸の見分け方
産地ごとの上布の特徴
ちぢみ織の麻と正絹の見分け方
などなどを学びました
詳しくは書けませんけど
こんな感じで
顕微鏡で経糸・緯糸を見たりしました!
糸を染めた絣(かすり)じゃなくて
プリント柄だと糸の上に色がのっている
状態なのが一目瞭然!
個人的に、
とても素敵な考え方だなぁと思ったのが
チアキ先生が
知識を持つことは重要です!
ラミー糸(←機械で糸にしたもの)か
手績み糸を使っているのか、
あるいは手織りなのか
機械織りなのか…
それらは優劣ではなくて
それを知って納得して着ればいいんです!
お金がふんだんにある方は
ぜひ越後上布の手織りの
新しいものを買って着て、
上布のアンバサダーになってくださいね
って言ってらしたこと
ワタシも、
宝くじを当てるか株で儲けるかして
ミリオネアになれたら
上布のアンバサダーになりたいものです
しかも、
着物は全部、先生の私物で
現代ではもう織られていないような
貴重なものも含めて
何十枚も惜しげもなく広げてくれて
実際に触れて手ざわりを確かめ、
顕微鏡で覗き込んで繊維を見て
比較して学べるなんて…
なんて贅沢な講座だろうと思いました
それにね、先生は
3時間半ノンストップのしゃべり倒し!!
すごい知識と熱量に
圧倒されましたよ~
参加の皆さんからも
着物愛がすっごく伝わってきて
和気あいあいとした
とても雰囲気の良いクラスでした。
次回の大島紬編も楽しみです~