ブログやサイトのアクセスを思い通りに誘導する入口出口戦略 | おとなの大学 江戸スタ(初心者のIT&ビジネス勉強会in東京)

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■ブログやサイトの入口出口戦略とは?

サイトの入口出口戦略と言われても、「?????」となってしまう人は少なくないと思います。
これは、検索エンジンから自分のサイトにアクセス誘導する場合に、ユーザーの検索意図からブログの記事を読ませることによって、自分の意図する先に誘導する戦略のことを言います。

例えば、「アメックスのクレジットカードの申込みをしてもらいたい」と思った時、ダイレクトに【〇〇カード キャンペーン】といったキーワードでアクセスを集めようとしてしまいがちです。
しかし、これだと狙いが分かりやすいので、競合も多く、なかなか検索結果で上位表示ができません。
そこで、アメックスのクレジットカードの優位性を考え、【リッツカールトン スイート 値段】というキーワードを狙います。
当然、このキーワードで検索する人は、リッツカールトンのスイート・ルームの値段を知りたい訳です。
たぶん、泊まるならいくらなんだろ〜とでも、思っているのかもしれません。
で、ブログの記事で、リッツカールトンのスイート・ルームは242万円ですが、アメックスの〇〇カードを持っていると、22万円で泊まれますよ〜と書いてあったら、〇〇カードに申込みたくなりませんか?

これが、いわゆる入口出口戦略というものです。

出口の誘導したい先が決まっているのであれば、間接的ではありますが、競合が少なく、SEO的にも難しくない入口からアクセスを集め、ブログの記事で自分が意図する出口につながるような情報を投稿しておけばいい訳です。

この入口出口戦略は、使いこなせるようになると、確実に売上が上がる上に、頭を柔軟にしないと記事が書けないので、とっても面白いですよ。
是非、取り組んでもみてください。

 

 

入口優先で記事を考える場合

アクセスが集まりそうなジャンルやキーワードがある、もしくは、すでに特定のジャンルやキーワードでアクセスを集められている場合、アクセスしてきた人たちが求めている情報をイメージします。
そして、そのイメージしている情報を小出しにした上で、「もっといいのがあるよ」とか、「それもいいけど、こういうのもよくない?」とか、「それって、実は…」みたいな感じで、意識を他に向けさせることで、自分がつなげたい出口に誘導することが可能です。

例え、特定のジャンルやキーワードといった入口が固定されていたとしても、切り口を換えることで、どこへでも誘導することが可能です。
なので、BuyクエリやGoクエリのような売上に直結するようなキーワードではSEOでもかなりレッドオーシャンですが、そうではないキーワードでアクセスを集めておいて、そこから切り口で誘導する間接的な方法で、SEOがゆるゆるのところから売上につなげることが可能です。

 

 

 

出口優先で記事を考える場合

すでに売りたい商品やサービス、誘導したい先が確定している場合、本来であれば、それらを求めている人が検索するであろうキーワードで上位表示をするようなサイトを作ることがセオリーではありますが、たまにそれではなかなかうまくいかない場合があります。

例えば、売りたい商品やサービスが有名な場合やライバルサイトが強い場合は、直接的なキーワードを狙わずにニッチな訴求をしてみましょう。

逆に、売りたい商品やサービスが無名で知られていない場合や競合商品・サービスに有名なものがある場合は、競合商品・サービスに関するキーワードを狙い、その商品・サービスより優位な点をアピールしてみましょう。

最後に、売りたい商品やサービスが無名で知られていない、そもそも指名検索が少ない場合は、有名な商品・サービスと抱き合わせになるように紹介してみましょう。

このように、自分の商品やサービス、誘導したい先の状況に応じて、いろいろな戦略を立てられるようになっておくといいですよ。
 

 

 

入口出口戦略は習うより慣れろ

この入口出口戦略というブログ記事の書き方をする場合、先に入口と出口を決めます。
入口というのは、検索キーワードから読者のニーズを探り、出口というのは誘導したい先です。
もちろん、固定読者の場合、入口がブログに対する期待ということもあります。
また出口は売りたい商品のセールスということもあるでしょう。
いずれにしても、まずは入口を出口を明確にしてください。

そしたら、あとはその入口から出口に誘導するためにどんな記事を書くかということです。
自分のブログの読者に何を伝えたらこの商品が売れるかを考えることができれば、アフィリエイトで稼げるようになりますし、自分の商品サービスを申し込むことでどんないいことが起こるかを考えられれば、色々なところから集客が可能になります。

これは、どれだけ頭を柔軟にするかということが非常に重要です。
また、先の展開を読まれると一気に効果が薄らぎますので、そろそろ誘導してくる頃かなぁ〜?という読者のヨミよりさらに遠回りするイメージで書くと効果的です。
また、この手法を乱発すると、読者の先読み力も向上し、なかなか誘導できなくなるので注意しましょう。