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■インスタグラムをビジネスに活用しよう!

インスタグラムは、いまや世界の利用者10億人、日本だと月間アクティブユーザーが3300万人と言われています。
実際に動いているという意味でも、非常に活発に使われているSNSです。
利用している人は若者が多いかと思いきや、Facebookと連動してアカウントが作られているので、実は40、50代くらいのユーザも多いのです。
インスタグラムは写真で情報を伝える直感的なコミュニケーションを行う媒体であるため、パッと目にした人にインパクトを与えダ、イレクトなレスポンスを起こさせる可能性も高まるメディアといえます。

「3300万人ユーザは何をしている?」

ビジネスに活用するのであれば大切なのは、自分のお客様になってほしい属性の人たちが、インスタグラムをどう使っているか、ということ。
何のSNSを使うにも、それを見ている人がどう使っているかそれを正しく知ってうまく活用することが重要になります。
あるデータによると、インスタグラムはこんな風に使われていることがわかります。

・5人に1人が目覚めの時間にログイン
・20%以上の人がインスタ内で検索
・4人に1人がハッシュタグで検索

インスタグラムは写真がメインのSNSなので「世界観」を伝えるのに、適切なSNSだと言われますが、綺麗な画像をただアップするだけでフォロワーが増えたり、集客ができたりした時代は終わり、今はいかにインスタグラム内で独自化、差別化できるコンテンツを作れるのかが集客の鍵を握っています。

今では投稿数が多くなくても、ノウハウやコンテンツが充実していると、たくさんのフォロワーを獲得しCVR(成果率)につなげることも可能です。

同じ商品でも、紹介する場所(SNS)や仕方を変えただけで、売り上げが上がったということはよくあります。
どんな人にどんな商品をどんな風に伝えたい、というのがはっきりとしていることが、しっかりとビジネスにつなげられるポイントになります。
 

 

 

■インスタグラムはハッシュタグが決め手!

インターネットでも同じですが、お客様となる人に見つけてもらうには、お客様になる人たちがどんな風に探しているか、そしてどんな言葉を使って探しているか、どんな情報を探してかを把握することが大切です。
前のコラムで述べたように、インスタグラム内で欲しい情報を検索する時によく使われるのが「ハッシュタグ」。
ハッシュタグとは、投稿する時に、前に「#」をつけて設定するキーワードのことです。
インスタグラムの女性ユーザの約6割がハッシュタグを使用して検索している、というデータもあるくらいハッシュタグは活用されています。
そのため自分のアカウントがフォローされていなくてもハッシュタグ経由での流入も見込めます。

それでは、発見されるためにはどんな風にハッシュタグをつけていけばいいのでしょうか?

ハッシュタグには、ビッグタグ、ミドルタグ、スモールタグとあります。
ビックタグは、多くのユーザーに利用されているハッシュタグです。
業界全体を表すようなハッシュタグが多い分汎用性は高いですが、一方で具体性にかける面もあります。
ミドルタグ、スモールタグは、より具体的なハッシュタグとなるため、検索数は少なくてもその情報にピンポイントに関心のあるユーザーが検索性ている可能性が高いハッシュタグと考えられます。
ハッシュタグは、ビッグタグ、ミドルタグ、スモールタグをバランスよくちりばめるといいでしょう。

そして投稿する時間帯も考えてみましょう。インスタアクティブユーザーが多いのは、夜の20-22時と言われています。
では、その時間帯に投稿すればいいのか?というと、そこを狙ってくる競合ももちろん多くなるわけなので、そこに人気のハッシュタグをつけても、競合も多いのですぐに自分の投稿は埋もれていまいます。
じゃあ、どうすればいいのか?
そんなことも考えながら投稿していきましょう!

 


 

 

■フォロワーを増やすにはどんな投稿をすればいい?

インスタグラムをビジネスで使っているなら、最終的に狙いたいのはCVR(成果数)。
ですがそれには安定的に見てもらう意味でもフォロワー数を増やすということも有効になります。

それではユーザーがフォローしたくなるインスタグラムとはどんなものでしょうか。
たとえば「古着女子」でやっていきたい、と思った時に、古着コーデを乗せて、他に食べたお蕎麦とかラーメンとか、関係ないものを載せて…としていくと、世界観をこわしますし、なんだか色々混ざっていて見ている人にもメッセージが伝わりづらいですよね。

そう、まずは、アカウントのコンセプトにあった投稿に統一する。
ということを意識してみましょう。

そして、大切なのは、ただそういう写真を投稿するのではなく、これを読んでいると、役に立つことがある、テンションが上がる、と思ってもらえるような内容を投稿してくことも非常に有効です。

この2つを抑えると「有益性」「触発性」の両方で刺激され、フォローにつながっていきます!
 

 

■インスタグラムの評価を高めるには

検索結果に反映するGoogleの評価でも、内容の信頼性や権威があるかどうかを評価するために、同様のキーワードで多数のユーザに評価されているサイトかどうか、を見ていると言われています。

インスタグラムでも同様です。

良いアカウントかどうか評価されるにはサイテーション(口コミ)の量や質が影響します。
口コミが多ければいいというわけではなく、ポジティブな口コミが大切になります。
そして競合より数が多いと検索ランキングにも良い影響を与えます。
インスタでも評価が上がると、ハッシュタグで人気の投稿に上がりやすくなったりして認識される機会がぐっと上がるのです。

お客様からサイテーションをもらうのにどんな方法があるか?
たとえば、カフェや店舗は、お店や商品自体を投稿してもらったり、投稿したくなるようなモノにする。
イベントの時などは、このハッシュタグで投稿してくださいと参加者さんにお願いしたり、指定のハッシュタグで投稿してくれた人に特典などをつけたりするのも良いサイテーションにつながります。

そして、どんなSNSでもビジネスを加速させていくのに大切になるのがPDCA。
これはインスタグラムでも同じです。
ビジネスアカウントだとインサイト分析ができます。
インサイト分析ではユーザーが、どういう時間帯にアクセスしてきたのか、何曜日に反応が多いのか、などがわかります。
どんなハッシュタグだと反応がいいか、ウェブサイトをクリックしてもらえてるか、などをチェックしながら、どんな投稿にいいねがつきやすいのか改善していきましょう!