■チラシは時代遅れ?成果を生み出すチラシとは!?
SNS至上主義の昨今、チラシはもう読まれない?
いえいえやっぱりまだまだチラシは強い!
名刺には書ききれない、今まさに知ってほしいサービスを伝えることができ、そしてやっぱり手元に残るから。
そして、チラシのゴールはチラシを配ることではありません。
チラシを受け取った人が、何らかの行動を促すことです。
チラシなんて読まない時代に、どうしたら興味を持って、行動してもらえるのでしょうか?
そのための大切なポイントがいくつかあります!
・自分が言いたいことを、盛り込んで作るのではなく、受け取り相手のライフスタイル、どんな感情・状況・気持ちなど考えて作ることが大切になります。
・そして「専門家」と認識されること!
→専門家であることが伝わるように名乗ることでお客様に選ばれたり、マスメディアに呼ばれたりもします。
今は、無料で完成度の高いチラシが作れるサイトも沢山あります。
これを使わない手はありません。
ランチ会やお茶会・パーティー・イベントなど対面で会える機会に、さらっと渡せるよう、そして行動してもらえるようなチラシを準備しておきましょう!
■読んだ人が行動したくなるチラシとは
自信たっぷりの商品であれば、チラシでもその良さを余すところなく伝えたくなりますよね!
でももしお客様から購入していただきたいのであれば、自分の作りたいように作ってはいけませんよ^ ^
自分本意で、自分の言いたいことばかりを盛り込みすぎたり、専門的な言葉で良さをアピールしても、読み手に伝わりさらにこちらの望む行動をしてもらえないと意味がありません。
そのためには、チラシを作る前に
- チラシを配布する目的(セールなのか、商品情報なのか、イベント告知なのか…etc)
- チラシで伝えたいもの(対象は?どこで?メリットは?…etc)
そして
- 配布方法(折り込み、手渡し、郵送、ポスティング…etc)
- 受け手にどう思って欲しいのか(イメージの印象づけ、認知、情報内容の理解、行動)
などを事前に考えた上で、チラシの構成要素や配置を考えることが大切になります。
大事なのは、こちらの意図する動きを、そのチラシを受け取った人が反応するように作ることです。
そのためには、チラシの中に、どのようにメッセージやビジュアルを活用して、構成レイアウトするか、を「お客様目線」を意識して作るということが重要なポイントとなります。
■効果的なチラシのメカニズムとは
それでは実際に、どんな構成でチラシを作るとより行動してもらえるチラシになるのでしょうか?
効果的なチラシにするための重要な要素があります。
- まず、受け取り手の「悩み」や「欲していること」は何なのか? これを明確に最初に書くことで、「チラシを読んでみよう!」と思わせることができます。上手に「はっ!」とさせることができれば、潜在ニーズにも働きかけることができます。(例:◯◯でお困りの方へ)
- その悩みが解決できていない原因は何なのか? 1.を生み出している原因を書き、問題提起することで受け手の興味をぐっと引きつけたり、感情を揺さぶることができます。
- そして今回のチラシに書いてあるメニューやキャンペーンに参加することで、何が解決できるのか? 1.に即した内容が解決できること、そしてどんな未来が手に入れられるのかを鮮明にイメージできるように伝え、受けてみたいかも!と思わせていくことができます。
- なぜ解決できるのか?実績や根拠やデータ、写真などを載せます。そうすることで、「本当に解決できるの?」という受け手の中に湧いていた疑問や不安を小さくし、信ぴょう性や納得感を与えることができます。
- そして内容やイベント・セミナーのより詳細を載せることで、具体的に得られる結果や受けるに値する価値を伝えます。
- さらにその内容の根拠となるものや証拠(お客様の声なども)を乗せることで、更に信ぴょう性や専門性を高め、信頼感や共感を得ることができます。
- そして再度、それを受けることで作り出すことができる理想的な状態やあるべき姿、そしてさらにこんな良いことが起こります、ということを記載することで、「こうなりたい!」「これを受けたい!」という気持ちを高めていきます。
- そして最後に、レスポンスデバイス(問い合わせ先)を乗せとってほしい行動に導きます。
■作ったチラシをさらにブラッシュアップ!
前述のチラシの構成でまずは作ってみて、それでも伝わるものが「いまいち弱いな」というときは、こんな観点からブラッシュアップしていきましょう!
◯キャッチコピーの制度を高める
商品のサービスの特徴、余すところなく伝わっているでしょうか?
読み手は初めてあなたの商品を見る人だと思って、今一度「だから、どうなるの?」が伝わるように、このサービスを受けると何が解決できるのか、「だから?だから?」と深堀りしてみましょう。
◯競合のチラシを調べてみよう
いくつかの競合のチラシを調べることで、傾向が見えてくると思います。
そうすると、あえて「どこも打ち出していないない特徴、だけど自分のところのメリット」が見えてくるでしょう!
そこが、あなただけの売りになり、選ばれる理由にもなります!
◯ブラッシュアップ法
わかりやすい数字を使って、表現できることはないでしょうか?数字は具体性をイメージさせインパクトを与えます。
例えば、「創業300年」「96.2%の人が美味しいと言っています」「週間1位の大人気商品」「太さ10mmの極太麺のもっちり感」「血圧が130以上のかたへ!」
そして最後に気をつけたいのは、もちろん誤字脱字。
そして自分が知っていることも、お客様は初めて見るものかもしれない、というつもりで、わかりやすく伝わりやすく書かれているか今一度客観的に確認してみましょう。
想いだけが走っている文章は、具体的に伝わりづらく上から目線にもなりやすいものです。
あとは、フォント、色選び、バランス、写真など、伝えたいイメージに合っているかを客観的に見ながら作成すれば、「効果的なチラシ」になることでしょう。

