平日の夜に阿佐ヶ谷に集う。
向かう先は阿佐ヶ谷ロフトA。
お目当てはガセネタ兄弟ワンマンライブ。
水戸さんとスマイリー原島さんのユニット。
デビューライブ。
ライブとか言いながら、タイトルは
「ガセネタ兄弟ワンマンライブ!! *ただし9割方MC」
もう、トークイベントだろう、それ。
しかし、水戸さんのMC大好きっ娘なので
これは行かない訳にはいきません。
チケット番号は一ケタ!夢の一ケタ!
なのにうっかりブックオフで時間を潰しすぎ
開場に間に合わなかった自分を恨むところでしたが
いい席がとれたから自分を誉めます。讃えます。
てゆーか、私の為にリザーブされてた席だよね、あれ(上から目線妄想)
さて、今日はオーダー制。
うっかり日本酒をメニューに見つけちゃって
しかもそれの題字が根本さんだったりして
これは飲んでおかないと。
そうこうしているうちに開演です。
水戸さん、スマイリーさん、杉浦さんの揃い踏みで
まずは1曲。
歌い終わって
「水戸です」
「ハミチです」
『ガセネタ兄弟でっす!』
「今日これだけが決まってるんだよね。
あとはなりゆきってゆーかさ
トークってさ、俺大槻のしか知らないんだけど
あいつはさ、ちっx&,4#…細かいからさ、
色々用意するんだよ、映像とか。
でも、俺はそんなこと出来ないから
じゃ、ライブのMCってことにすればいいんじゃないか、と」
みたいな感じで始まったガセネタ兄弟です。
文字化けした辺りに何が入るかはご想像におまかせします。
で、杉浦君とも10年ぶりくらいだよね、
とか、
こーゆーのやるから、とか音源送られてきて、なんか自分(杉浦さん)の演奏と似てるなぁ、と思ってたら自分が参加してる奴だった。
とか、
どーですか、最近は。
俺、その最近どうとかゆーのが(笑)
最近の相撲は。
え、それ?まぁ、あれは協会がねー。
とか
政治の方はどーよ?詳しいじゃん、政治。
いや、あれはね、アンチ自民党だっただけなのよ。アンチ自民党とゆー自民党ファン。別に民主党を特別に応援したりしてないしねぇ。
とか、
俺は持ってないけどこの人(水戸さん)は持ってるんですよ、免許。天神町辺りに軽トラで行って止められなくて「あ、あそこ空いてるで」「いや、あそこは4mないからダメだ」とか言っちゃってグルグル同じところを回りましたねー。絶対4mあるところいっぱいあったんだけど水戸ちゃん的には4mの距離じゃないんだよね。
とか、
縦列駐車とかそんなことは無理だからね。自分を分っているからね。
とか、
車を運転する人は感受性が鈍いんだよ!だって、前にお婆さんが歩いていたら必ず、転ぶ!と思うからね、俺は。
ありとあらゆる小路からは子供が飛び出してくるよね!
ボールの後にはもれなく子供が飛び出してくるね!そーゆーこと考えちゃうと一歩も動けないからね。
とか、
ラジオでもおなじみのカードですね、
えーと、まずは「こうもり」
小学校のときの同級生が、ついてどーするの?って嘘をつくんだけど「伝書鳩100匹飼ってる」とか言っちゃって。大げさに言うんだけど単位が全部100なの。で、実際に見に行くと1羽だけ連れてきて「学校に言ってる間に他のは逃げよった」とか言い出して。他にも転校するとか言い出して。一応友達だから選別にミニカーとかやった訳よ、俺だって。そしたら次の日普通に居るの。なんでいるの、お前ー!って。
とか、
それ俺(原島さん)じゃん!同じことやったよ!単位も100で言うし、それ俺じゃん!俺は、沖縄に転校するんだ、って言ったのにさ、行った先の学校で私立から公立に入るのはどーの、とか大人の事情を聞かされてさ、入れるところがなくて、で、結局元の学校に戻ったのよ。散々餞別で一緒に遊びまくったのにさー、皆が登校して来たら俺が居る、ってゆー。「なーん、お前ここでなにしよっとかー」とか言われてさぁ。
え、ハミチは何で転校なんて言ったの?
いや、親の都合で。
じゃ、嘘じゃぁなかったんだー。
とか、
で、その伝書鳩100匹飼ってる奴がにやにやしながら寄ってきて「こうもりみせてやろうかー」とか言ってさ。で、ポケットからどぉーやって捕まえたか分らないんだけどこうもりをこうやって掴んで出してきたのよ。この辺血だらけにして。俺にしてみりゃこうもりよりもその血だらけの腕の方がショッキングでさ、
とか、
次のカードは「大豆」。ダイズってあれ?やずや?
それはコウズだろ。
あ、そーなんだ。大豆と小豆は違うの?
違うよ!小豆はあんこ作るあれだろ?
え、そーなの?どっちかの若いときがどっちかなんじゃないの?
違うよ!…俺も詳しくは知らないけど。しかし、あんた豆に全っ然興味ないね!
うん、俺豆に全く興味ないねぇ。あ、俺あれは知ってるよ。どっちかの若いときが枝豆なんだよね。まださやに入っているうちに収穫したのが枝豆。どっちなのかは分らないけど。大豆はあんこじゃないんだ。じゃ、大豆は何を作るの?
大豆はあれだろ?みそとか醤油とか。
あー、そうか。俺味噌汁って最後に飲むんだよねー。
俺もそーだなぁ。
そーゆー風にしつけられたもん。味噌汁は最後に飲む、って。今にして思えば俺が食に全く興味のない子供だったから、味噌汁飲んでお腹いっぱいになっちゃうと他が入らなくなるから最後に飲めって言ってたんだろうけど、それを知らないときはさ、俺味噌汁は一種のデザートだと思ってたもん。演出家ってゆーかさ。芝居観に行くと最後に出てくるじゃない、演出家。今日はとんかつがおいしいシーンもありました、ごはんが美味しいシーンもありました、お漬物も頑張りました、名脇役として。それではここでご紹介しましょう、本日の演出家の味噌汁です。って感じで最後に地味なのが出てくるってゆー。他は俳優だからね、光ってるんだけど、演出家は地味だからねぇ。
俺は途中で味噌汁飲んじゃうと勿体無い感じがするのよ。口の中が全部持ってかれちゃうって言うかさ。だから、俺あれも出来ないもん、三角食べ。いつも何かが残っちゃう。
あー、俺それは出来るよ!ちゃんとバランスよく、考えて食べるもん。この一口でご飯をこのくらい食べて、とか。だからあれが困るのよ。途中でサービスです、って漬物とか持ってこられるのが。俺が計算して食べてるのにバランスが崩れるだろうがー!って。でも、向こうは好意だからさ。
で、自分のお腹のすき具合と相談の上でメニューを決めてるのに少しとは言え鳥の唐揚をおまけにつけてくれたりして今日の俺にはそれは重過ぎるんだよ!いや、それも好きだけどね。でもご飯のおかずじゃないんだ、唐揚は、俺にとって!
とか、
俺若いときはこう、切れ長のつりあがった目をしてたの。おきたひろゆきって言われてたもん。それなのにこの間「あんた目が垂れてるねー」って言われて「なーん、ばかなこといいよっとか、俺はつり目だってゆーの」って鏡見てみたら垂れてるのよ。加齢とゆー重力によって!女の人はね、普段鏡見る機会多いから今の自分をちゃんと把握してるけど、男は滅多に鏡見ないからね。
そーだよねー。あれだよ、きっと皆が見ている俺と、今俺が感じている俺とは、そーねぇ、15歳くらい離れてるよ。15歳くらい若く感じてるよ、俺は。
とか、
昔の映像とか観るとこんな可愛い格好しちゃって「俺がやりたいのはさ」とかかっこつけちゃってるの。何こんなセーターとかでいきがっちゃってるの、って。
でもあの頃はさ、なめられたら終わりだ、って感じがあったからねぇ。なんだそれ。
とか、
あの頃のフライヤーとかって自宅の電話平気で書いてたよね。
個人情報だよね!
俺パンクスに狙われたもん。ラフィンがこっちでやるから客が呼べる対バンが欲しい、ってゆーんで一緒にやることになったんだけどさ。うちに電話きてさ、「潰してやる」って。そしたらハミチが興奮しちゃってさ。
なんや、それ!俺が人集めといたる!100人集めとくわ!って。
出た、単位100!でさ、ホントにたくさん人を集めてくれたんだけどさ、結局なんにもなくて。そもそも楽屋は裏だからさ、そうそう入って来れないしさ。
あいつらは表から来るからね。裏とか気が回んないんだよね。表から正々堂々来るからね。
で、その人たちもやることなくて、皆でミルクティーとか飲んでるの。
あー、あそこはアルコール禁止だからねー。
とか、
惚れっぽい女子の話とか、
その人は月替わりで好きな人が変わってラブレターを出すのよ。でそれが「月刊○○」って言われて。
水戸ちゃんのとこにも来たの?その人?
来た来た!そーは言っても月替わりだからね。年に12人しか居ない中の1人だからね。
選ばれたんだ!
そーそー。で、「月刊○○」には必ずおまけが付いてるの。で、俺のときは関取のポスターが入ってたのよ。
あんた、相撲に全く興味ないじゃん!
そーなの。これを一体俺にどーしろ、ってゆーの?ってゆー。他の人の時にはちびた赤鉛筆が入ってたりして。ごみじゃん!
それ絶対書いてたときに手近にあったものだよね。あったからこれ入れとこう、ってゆー。
とか、
鉛筆って言えばさ、あの短くなった奴に留めるホルダー。キャップじゃなくて。筆箱の中があれだらけになったときは切なかったねぇ。
がちゃがちゃうるさいしねぇ。あ、あれは知ってる?アーム筆入れ。
象が踏んでも壊れない!
象が踏んでも壊れないけど、俺が机の上から飛び降りたら壊れちゃったんだよー。筆箱の上に椅子乗せてさ。そしたら椅子の足が貫通しちゃって。
象はそんなピンポイントで乗らないからね。
とか。
鉛筆と言えば三菱鉛筆uniはちょっと高級でさ。
あ、俺知ってるよ。三菱鉛筆ってさ、三菱財閥のグループだと思うじゃない。でも違うんだよ。あっちの方が先なんだって。
とか、
三菱鉛筆は山形の地場産業で。三菱鉛筆してみたら自分達の方が先なのにって感じで、三菱の下請けみたいに思われるのがものすごいイヤみたいですよ、と客席から声が上がったり
三菱鉛筆の下請け?かなんかの社長さんがやってるライブハウスでやりましたよ、と杉浦さんから声が上がったりしている間に3曲歌っておひらき。
終始軽く方言なしゃべりが女子心をくすぐります。
そして、加齢でつり目が垂れ目になった話で女子心をグサグサ指し、
笑いっぱなしで笑いっぱなしの3時間。
3時間かけて曲は4曲。
タイトルに嘘偽りなし!さすがです!
まぁ、他にも色々色々面白い話がたくさんありました。
が、それは私の、そしてあの日あの場にいた皆さんの胸の内に
ひっそりと咲くスミレのように大事にしまっておく、とゆーことで。
あ、小豆で作るのはあんこで、大豆で作るのは黄な粉ですよ。