無題 D | 他愛も無い話(時に妄想)

他愛も無い話(時に妄想)

酒は飲んだら飲まれとけ!が座右の銘

その日は朝からがっかりだった。
何故ならば、大槻さんのチャリティのほほんに外れた、
とゆーメールを朝一番で読んだからだ。
まぁそれは、私がメールチェックを朝一番にしたからなのだが。
そもそも、私が告知を見たのが締切日の朝で、
先着順で、最早間に合うまい、と思いながらも応募したのだから
そんなにがっかりすることもないのだが、
やはり行けない、とゆーのはがっかりだ。


またしても外れとは…。
何?そんなに私のことがお嫌いですか?
(自意識過剰による被害妄想)
それとも、狭いところに私を放り込んだら
何をするか分らない、とかお思いですか?
(妄想があさっての方向に)
馬鹿だなぁ。
広い所だって何をするか分らないよ?
嘘嘘。何もしないよ。大丈夫。
何もしないからさぁ。
そりゃまぁ、拳を振上げオイオイ言ったり
髪振り乱して首振ったり
左右に大きく腕を振りながらララララ言ったりはしますけどね。
(更にあさっての方向に)
仕方ないので当日は生霊を飛ばして
天井の隅からステージを見つめるよ。
(妄想が怖い方向に)
いや、そんなことが出来るなら
もっとこう、社会の裏事情なところを覗き見て
そこで得た情報を元に左内輪な生活を。
(妄想が2時間ドラマ的で世知辛い方向に)


兎にも角にもそんな訳でしょんぼりと駅に向かう。
その道すがら、目の前を何か小さいものが通り過ぎ
「ピーピー」と高いところから声が聞こえた。
目をやると、一羽のメジロが
直ぐ側の枝で高らかに啼いていた。
その美しいエメラルド色に気分が少し上を向く。


更に歩くと、
猫用に、2階のベランダから家に入りやすいよう
庭の木の枝と板を繋いで作った橋を伝って
猫がベランダに入り込むところを目撃。
橋の下には網も張られ、猫の安全に気を使っているのだろうが
しかし、不恰好に少し不安定な繋がれ方をした枝と板を
不器用な感じでモタモタと歩く猫の姿はとても可愛らしく
道端で猫を見かけただけで気分が上がる私の心を
最上にするのに充分だった。


さて。
メジロにしても猫にしても
俯いて歩いていたら見つけられなかったことだろう。


だから。
僕は上を向いて歩こう。


また。
ちょっといいものに出会えるかもしれないから。


ま、足元にも素敵なものが転がってたりもするけどね。