長く大企業のサラリーマンをやっていて強く感じている事は、

引継ぎの時に前任の仕事の仕方がよく解る

という事です。

前任が、して来た人事、作って来た組織、そして残した財産、負の遺産。。。

負の遺産の話は以前書いた事がありますが、
売りっぱなしの負の遺産https://ameblo.jp/edomaski/entry-12766933070.html?frm=theme

人事や組織も同じような事が言えます。私が一番たちが悪いと感じているのは、

組織の箱だけ作って、無理矢理そこに人を配置しただけの組織を作る人

上位方針を着実に実行する人
自分自身が組織変更して自己主張する人
上司の指示や助言を自身の意図ではないのに組織に反映する人
部下のキャリアや家庭事情を気にせず組織要請という名の元にコロコロと人を動かしてきた人
自分の任期中の目標達成だけに集中し、5年後、10年後の体制や人事を考えない人

これは、サラリーマンの世界では超優秀で、最高のサラリーマン職人と言えるのですが、
私は、そこまで組織のミッションを着実に実行できる人間ではありませんでした。
むしろサラリーマン失格かもしれません。

こういうマネジメントの下で、モチベーションを落としていった部下達、辞めていった部下達、家庭崩壊した部下達、優秀な部下が事業成長ではなく社内報告の業務部門に集まったりするのを沢山見てきました。
こういう組織を引き継ぐと、元に戻すのに2年も3年もかかります。

これに対して、

部下のキャリアや能力、要望をベースを元に組織体制を作る

方法がありますが、私はこのやり方でした。
経営手法、組織経営としてそれが正しいか、正しくないかというと、正しくないかもしれません。

私の場合は、結局、作りたい理想の組織は出来ずに、

前任が作りあげて来た歪なブロックの塊を少しず壊して、綺麗に並べて終わり

というケースが多かったです。
プロフェッショナルなキレがなかったのかもしれません。
その分、私を引き継いだ後任は、やり易かったかも。
私が引き継いだ後で事業が成長するケースが多かったと多少自慢しておきます。

組織を壊して機能組織や人財をパーツ毎に補修して綺麗に並べるプロセス

並べたパーツを元に組織を作り上げていくプロセス

どうやら私は、組織を壊す事ばかりしていたようです。
唯一の自慢は、その時の部下やスタッフがその後10年以上にわたってキーマンとしてエクセレントな事業運営をしてくれている事です。