おとといの研修会の帰りに一人飲みをしました。


 勤めていた頃は、よく仕事帰りにやっていたのですが、開業してからか人と飲むことが増えて、一人飲みの回数が減りました。

 私が勤めていた会社は勤務時間がバラバラで、宴会の開始時間も遅かったし、私が苦手なチェーンの居酒屋で飲むことが多かったので、あまり行かなかったんですね。でも、開業してからは経営者や学校の先生方、講師仲間などと一緒に飲む機会が増えて、一人で行く余裕がありませんでした。


 おとといは先日の卒業式の後の打ち上げの2次会で、体育の先生が連れて行ってくれた狭くて古い居酒屋にどうしてももう一度行きたくて、決行しました。

 たたあの日は酔っ払って来たので、店の場所も名前もよく覚えていません。確か南銀の来々軒がある路地を入ったひらがなの名前の店でした。


 おそらくここだろうと見つけたのがこの店です。
江戸小紋の白秋日記 ~酒と笑顔と出会い~-はとば

こんな店女性一人ではふつう入りませんよね。恐る恐る扉を開けると、見覚えのある年配の女性二人に「いらっしゃいませ。お一人ですか?」と聞かれました。


 私 「あの、ちょっと前の土曜日に男性5人と来た店を探しているんですが、ここですか?」


 まま「・・・。のりちゃん、覚えてる?」


 私「その時私着物で、奥の座敷に通されたんです。」


 まま&のりこさん「あーっ、着物ね、洋服だからわかんなかったわよ。」


 ということで、無事カウンターに座ることができました。私の他には年配の男性客が二人。とりあえず熱燗をいただきました。

江戸小紋の白秋日記 ~酒と笑顔と出会い~-はとばお通し

 お通しは枝豆とすいとんです。このすいとんが入ったスープが出汁がきいていてすごくおいしい!!お料理が得意なのりこさんのお手製です。

 ままに聞くところによると、このお店はもう40年以上やっていて、長年の常連客も多いそうです。ただ、最近お亡くなりになる人も多いそうですが。

 焼き物がウリということなので、野菜焼きをいただきました。

江戸小紋の白秋日記 ~酒と笑顔と出会い~-はとば焼き物

 この後も入ってくるのは、一人客か少人数の中高年の男性客ばかりで、初めての私にも気さくに話かけてくださいました。

 メニューに値段はないので、いくらかなあとお会計をすると、日本酒を3本も飲んだのに1680円!!ファミレスか!?


 私も生きている間にこんなお店をやってみたいなあと思いつつ、ホロ酔いで帰宅したのでした。