今年度多文化共生推進委員として勤務した定時制高校の卒業式に参列してきました。
今年は普通科18人、商業科18人が卒業しました。
国家斉唱、卒業証書授与、表彰、祝辞と続きますが、いつもは騒がしい在校生達も静かに卒業生の門出を見守っていました。
そして、クライマックスの送辞、答辞が述べられました。定時制高校に来る生徒は、何らかの問題を抱えています。途中で退学する生徒も多く、入学当時は60人くらいいたそうです。卒業生代表の生徒も、中学時代は不登校だったらしく、初めは勉強が何もわからなかったと言っていました。
そんな生徒達ですが、卒業式が終わってからも、いつまでもいつまでもクラスメートや先生達との別れを惜しんでいました。
夜は教職員の打ち上げで高校の近くの牛之助 に行きました。駅から離れているので、学校までお店の車が迎えに来てくれます。
肉問屋の直営店ということで、いいお肉だしボリュームも満天です。
キムチやチヂミ、煮込みなども充実していて、私は病み上がりということも忘れて食べてしまいました。
先生にも転勤はつきものなので、何人かの先生が4月から別の高校に行ってしまいます。そして私もどうなるかは今の時点ではまったくわかりません。でも、この高校で本当に素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。
体調のことがあるので、一次会で帰るつもりだったのですが、実はこの後も行ってしまったのでした。