手術から3日めになると、よくなっていることが目に見えてわかりました。ただ、腸がまだ以前のように動いていないので、食欲はあまりありません。
(3月1日朝食)
手術中にのどに入っていた管の後遺症で、咳が出始めました。お腹にひびくのでこらえるのが大変です。この日のお昼から全粥になりました。
(3月1日昼食)
力が出てきたので、読書も再開です。家から持ってきた税金の本2冊を読み始めました。 そして、髪を洗う許可が出たので、手術以来初めてさっぱりして夜を迎えることができました。
今までとは違い、寝過ぎで夜眠れなくなってきました。
食事は、次の日の朝食から普通の白米に戻ったのですが、手術前の200gから150gに減っていました。でもこれくらいがちょうどいいかもしれません。
今日はお通じが大変でした。所謂「出そうで出ない」というやつです。何回もトイレに行くのですが、お腹に力が入らないこともあって、空振りに終わることがほとんどでした。午前中は病室よりもトイレにいた時間のほうが長かったような気がします。
今日シャワーが解禁になりました。初めてお腹の手術の後をじっくりと見ましたが、すごく痛々しいです。
この日は土曜日だったので、午後妹が面会に来ました。洗濯と買い出しを頼み、しばらく病室にいましたが、私がお腹が痛いのがわかっていてわざと笑わせようとします。これも元気になった証拠ですね。
夕食の天ぷらもおいしかったし・・・。
翌日の日曜日は、昨日と打って変わってお通じが毎食後にありました。おかげで、爽やかな時間を過ごすことができました。
手持ちの本がなくなってしまったので、病棟にある本の乱読を始めました。高木彬光の「成吉思汗の秘密」司馬遼太郎の「長安から西安へ」といった歴史物にチャレンジです。
お昼はピラフというのも嬉しかったなあ。
(3月3日昼食)
日曜日の今日は、夫と妹が一緒に面会に来ました。前回とは打って変わって元気そうな私の姿を見て、夫もすごく安心したようです。妹の話ではかなり不自由な生活を強いられているとか・・・。
雛祭りの日の夕食には、チラシ寿司と桜餅が出ました。
食事に添えられていたお雛様のメッセージカードがすごく嬉しかったです。病気をすると、ちょっとした人の心遣いがすごくありがたく感じるんですねえ。
入院してちょうど一週間が過ぎました。こんなにも自分の体と向き合ったことは生まれて初めてでしょう。