黒田 涼と江戸を歩く -8ページ目

東京は公園が少ないのか?

このあいだパリの空撮動画を見ていて思いました。
ルーブルやシャンドマルスなどの公園的な場所を除くと、10階建てまではいかなさそうだけれど、7、8階はありそうな建物がびっしりと並んで隙間なく埋め尽くしています。

こりゃ公園なんてあるのかなあ。

そこで疑問に思ったのです。
よく東京は公園面積が欧米の大都市とは比べものにならないくらい少ないと言われていますが、本当にそうなの?と。

パリで調べて見ました。
パリの人口一人あたりの「緑地」面積は5.8平方メートル、だそうです。
東京は2012年で4,47平方メートル。

あれ、あんまり変わらないじゃん。

これはからくりがありまして、パリの緑地面積にあの広大なブローニュの森とヴァンセンヌの森を含んでいません。
これを含めると一人あたり緑地面積は14.5平方メートル
(ブログ「エスカルゴの国から 」参照。該当ページ

ブローニュの森は面積846ヘクタール。
これがどれくらい広いかというと、東京23区内で最も広い水元公園が93ヘクタールなのでもお話になりません。
9倍ですね。

ちなみにパリ市の面積は105平方キロ。人口は224万人。
23区が622平方キロで人口は923万人なので、東京の方が圧倒的に大きい。

ブローニュの森はパリ市面積の1割くらいあるのですね。
ヴァンセンヌの森は994ヘクタール。合わせてパリ市のやはり2割近く。

パリ市という行政区画は23区の都心部ですね。

じゃ東京も都心部で一人あたり公園面積を見ると
千代田区 35.31平方メートル
中央区 4.83平方メートル
港区 6.63平方メートル
新宿区 3.58平方メートル

うーっむ。
千代田区は人口少ないのに皇居があるのでこれは例外。
ほかはパリの2大公園を除いたのとどっこいでしょうか。

面積はどうか。
東京23区内の公園面積は4013ヘクタール。
都市面積の6.44%

パリは計算してみるとだいたい3割です。
ブローニュの森とヴァンセンヌの森を除くと13%。
東京は半分ですね。

面積が半分なのに、人口は4倍以上ではねえ。

わかったのは東京は巨大公園がないので、人口一人あたり公園面積がものすごく少なくなっているということ。

しかしパリも行ったことがありますが、市街地に公園なんてあったかなあ。
東京は千代田区でも児童遊園とかいっぱいあります。
滑り台とか砂場とかあります。
どうなんでしょう外国の都市。

あんな公園、パリもそうですし、ロンドンとかニューヨークとか見たことがないです。
治安とかの関係もあるのでしょうね。

やはり公園の位置づけとかまったく違うのですね。