ブリヂストン美術館休館前最終展、圧倒されます | 黒田 涼と江戸を歩く

ブリヂストン美術館休館前最終展、圧倒されます

東京・京橋のブリヂストン美術館が、建物の建て替えのため、5月17日を最後に数年間の休館に入ります。
ブリヂストン本社は、ちょっと前に近くの東京スクエアガーデンに移ってますね。

最後の企画「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が開催中です。

で、あわてて見てきました。
写真は無料で配られているパンフレットを写しました。

連休中は「50分待ち」の行列にひるんで7日に行きましたが、11時過ぎでやはり20分待ちの行列。
しかし中は空いてます。
絵の前でぎゅうぎゅうになってぞろぞろ、なんてことはありません。
結構ゆったり、視点を変えてみたり、絵に近づいてじっくり見たりできます。
当日券窓口を2つしか開けてないので、入場制限っぽくなっているのでしょう。
前売り券があれば並ばずに入れます。

展示ですが、美術の教科書を見るようで圧倒されます。

ルノアール、モネ、セザンヌ、ピカソ、キリコの代表作、といっていい作品がぞろぞろと並びます。
マネ、ブーダン、ピサロ、ドガ、シスレー、ルソー、ゴーギャン、ルオー、ローランサン、モジリアニ、マチス・・・もうきりがありません。

日本の画家もすごいです。
岡鹿之助、黒田清輝、関根正二の代表作や藤田嗣治の作品が目白押しです。

特に今回うれしいのは、ブリヂストン美術館の所蔵品だけでなく、系列の石橋美術館(久留米市)の所蔵品がいくつか並んでいることです。

中でも圧巻は青木繁の「海の幸」「わだつみのいろこの宮」と藤島武二の「天平の風」の重要文化財3連発です。
これは素晴らしいです。
私は「海の幸」は初めて見ましたが、未完成な様子が実物を見るとよくわかって大変興味深いものがありました。

しかも、しかもですよ、これら全部ひっくるめて800円!
ブラボー!

1点目玉だけで1500円なんて展覧会が多い中、お得すぎます。

もうあまり日がありませんし、土日はかなり並ぶと思いますが、おすすめです。