道玄坂の境界石 | 黒田 涼と江戸を歩く

道玄坂の境界石

陸軍境界石シリーズ第3弾です。

渋谷の道玄坂に陸軍境界石があります。
(境界石とはなんぞやは→こちら

渋谷駅のハチ公前広場から、地上を京王線渋谷駅の方に向かいます。
横断歩道を渡るとマークシティ内を通って京王線改札に上るエスカレーターがありますが、その右側の道を入っていきます。
右側の三つ目の細い路地を除くと、パチンコの景品交換所の看板などが見えます。
そこへ進んでください。

進んで行くと正面の建物の階段上がり口に石柱が立っています。

「陸軍用地」と書かれています。

まあ、こんな繁華街に何で、という感じですが、ここには1897年(明治30年)ごろ、陸軍憲兵隊の駐屯所ができます。

その後おそらく1930年頃、遅くとも1936年までに憲兵隊は移転し、映画館ができました。
この石柱の裏には今もTOHOシネマズ渋谷があります。
憲兵隊はその場所にあったのです。

そのあたりのいきさつが「Oka Laboratory 研究室 」というサイトに詳しく載っています。
大変な労作サイトです。

まあしかしこんな雑然とした場所によく残ったものです。

引いてみるとこんな感じです。

周りの店は始終変わりますが、だれも撤去しないで来たのですね。




No.4 道玄坂の陸軍境界石
所在地 渋谷区道玄坂2-6-6
表記 「陸軍用地」