飯田橋駅が「移動」 どうなる牛込門?
先日、JR東日本が飯田橋駅の大改造を発表しました。
現在のホームを200メートルほど西、つまり新宿寄りに移動するというのです。
なぜそんなことをするかというと、現在の飯田橋駅ホームは線路が急カーブしている場所にあり、利用されている方はご存じかと思いますが、電車とホームの間に最大30センチもの隙間ができて、たいへん危険なのです。
昨年度は転落感知装置が45回も作動したそうです。
じゃ、なんでそんな危険な場所に駅を作ったかというと、もともと総武線には牛込駅と飯田町駅という駅があったことから話は始まります。
牛込駅は今の飯田橋駅西口にかかる牛込橋の少し西側にありました。
飯田町駅は今の飯田橋駅東口のやや東、再開発でできた大和ハウスビルのあたりにありました。
関東大震災後の復興で中央線を複々線化した際、この両駅を統合してその中間に今の飯田橋駅を作ったのです。両駅の中間部分はたまたまカーブだったのですが、そのあたりの危険性は当時は考えられなかったのでしょうかね。
現在の飯田橋駅西口がホームから異様に長い通路を通って牛込橋側の早稲田通りにつながっているのは、統合によって不便になる牛込駅利用者への配慮からです。
発表になったJR東日本の説明図を見ると、新しい飯田橋駅のホームは昔の牛込駅に近くなりますね。
最近は早稲田通り側に大型再開発が進み、早稲田通りが通じる神楽坂も賑わっているので、こちらの方が利用客が多い、との見方もあるのかもしれません。
またホームの移動に伴って現在の西口駅舎を建て替え、1000平方メートル程度の駅前広場も作るそうです。
で、江戸歩き案内人として気になるのは、牛込橋たもとにある江戸城牛込門跡の遺構がどうなるかです。
ここは国指定史跡江戸城外堀跡の一角で、立派な石垣が残っています。
最近、近くの再開発と合わせて石垣が修復され、以前あった店舗などもどけられて、外堀土塁も整備されそうです。
写真は2か月ほど前の写真ですが、傷んだ石が取り替えられ、上にあった木も切られてさっぱりしました。
今はこのクレーンもありません。
JRの発表では史跡に配慮するとなっていますのでおそらく駅前広場はすでに埋め立ててしまった外堀の上、ラムラの出入り口と一体化する形で造られるとは思うのですが、ぜひとも牛込門遺構の存在を損なわないような、むしろその存在を引き立てるような形での整備をお願いしたいものです。
また、現在の牛込橋の下の橋台は江戸時代に築かれたもので、その両側には当時の石垣が残っています。
ここは工事では壊さず、むしろ日の光を浴びるような形にしていただきたいと思います。
具体的な整備の形や日程はまだ未定のようですので、いい方向に向かうことを期待しています。
現在のホームを200メートルほど西、つまり新宿寄りに移動するというのです。
なぜそんなことをするかというと、現在の飯田橋駅ホームは線路が急カーブしている場所にあり、利用されている方はご存じかと思いますが、電車とホームの間に最大30センチもの隙間ができて、たいへん危険なのです。
昨年度は転落感知装置が45回も作動したそうです。
じゃ、なんでそんな危険な場所に駅を作ったかというと、もともと総武線には牛込駅と飯田町駅という駅があったことから話は始まります。
牛込駅は今の飯田橋駅西口にかかる牛込橋の少し西側にありました。
飯田町駅は今の飯田橋駅東口のやや東、再開発でできた大和ハウスビルのあたりにありました。
関東大震災後の復興で中央線を複々線化した際、この両駅を統合してその中間に今の飯田橋駅を作ったのです。両駅の中間部分はたまたまカーブだったのですが、そのあたりの危険性は当時は考えられなかったのでしょうかね。
現在の飯田橋駅西口がホームから異様に長い通路を通って牛込橋側の早稲田通りにつながっているのは、統合によって不便になる牛込駅利用者への配慮からです。
発表になったJR東日本の説明図を見ると、新しい飯田橋駅のホームは昔の牛込駅に近くなりますね。
最近は早稲田通り側に大型再開発が進み、早稲田通りが通じる神楽坂も賑わっているので、こちらの方が利用客が多い、との見方もあるのかもしれません。
またホームの移動に伴って現在の西口駅舎を建て替え、1000平方メートル程度の駅前広場も作るそうです。
で、江戸歩き案内人として気になるのは、牛込橋たもとにある江戸城牛込門跡の遺構がどうなるかです。
ここは国指定史跡江戸城外堀跡の一角で、立派な石垣が残っています。
最近、近くの再開発と合わせて石垣が修復され、以前あった店舗などもどけられて、外堀土塁も整備されそうです。
写真は2か月ほど前の写真ですが、傷んだ石が取り替えられ、上にあった木も切られてさっぱりしました。
今はこのクレーンもありません。
JRの発表では史跡に配慮するとなっていますのでおそらく駅前広場はすでに埋め立ててしまった外堀の上、ラムラの出入り口と一体化する形で造られるとは思うのですが、ぜひとも牛込門遺構の存在を損なわないような、むしろその存在を引き立てるような形での整備をお願いしたいものです。
また、現在の牛込橋の下の橋台は江戸時代に築かれたもので、その両側には当時の石垣が残っています。
ここは工事では壊さず、むしろ日の光を浴びるような形にしていただきたいと思います。
具体的な整備の形や日程はまだ未定のようですので、いい方向に向かうことを期待しています。