「ツバメ号とアマゾン号」から始まったアーサー ランサムの
物語シリーズ全12巻も、11巻まで読み終えてしまいました。
本作の原題は「ピクト人と殉教者たち」という意味なのですが、
訳者が「わかりやすく」と↑の題名に。
夏休みを過すためにアマゾン姉妹の家にやって来てドロシアと
ディック(Dきょうだい)は、突然来訪する厳めしい大伯母の
せいで、彼女が帰るまでの数日、存在を知られないように近くの
小屋でピクト人(絶滅したと思われた人種)となり、
アマゾン姉妹(ナンシイとペギイ)は大伯母のお気に召す殉教者
として過すことになる。
やきもき、どぎまぎすることの連続、からの行方不明となった
大伯母さんの捜索…。そんなこんなで後から来ることになってる
最初の主人公ウォーカーきょうだいは、本作では結局登場せず。
ということは、この後が次の「シロクマ号となぞの鳥」に
描かれるのでしょう。
このシリーズが終ったら、私は何を読んだらいいのかしら、と。
長い物語を読み終えるたびの喪失感。そして次の物語へ。
調べてみたら、何度か映画化もされてるようですね。観たいな。
DO DO ITS A GO GO 7 7 7 GO !
終ったとこから始まることがまた別の場所へ連れてゆく 歌織