アジアかぜ | ブンブンのブログ

ブンブンのブログ

会社をリタイヤーして数年、ゴルフ以外無趣味だった男が始めたことは水彩画、木版画、オペラ鑑賞、コーラス。水彩画も溜め込む(少しは人に差し上げますが)一方では淋しいということでブログに掲載しようということに。

久しぶりにオペラ舞台の絵を描いたのでブログを書いています。

フィガロの結婚 voi che sapete  恋とはどんなものかしら 教えてお姉様


ついでに鳴子峡の紅葉


以上ブログ更新の目的達成です。

目的達成なのですが、今日もコロナの新規陽性判明者史上最高更新で日本国民の大多数が落ち込み、或いは反省、また精神的にいよいよ追い込まれている人を思うと、とても心配です。特に若い人。

今回の新型コロナ、これに喩えられるのがスペイン風邪ですが、今の高齢者にとって身近或いは体験・記憶にあるのは1957年から1958年に流行したアジア風邪ではないでしょうか。

このアジア風邪はインフルエンザA型の亜種ということです。

このアジア風邪、世界での死者100万人から200万人。日本での感染者300万人、死者5700人。

感染者多くは小中学生、死者の多くはこどもと高齢者。

以上の史実に照らし新型コロナが史上最悪のパンデミックかのような世界レベルでのリアクションがどうして生じたのかと、これからの歴史家の検証に期待します。

と書いたのは、スペイン風邪の時もそうだったのですが大流行下、日本では第一次世界大戦後の大好況。

1957の日本も小中学校が個別に一週間程度の学級閉鎖、学年閉鎖で世の中、緊急事態宣言なぞ思いもよらず、日本では岸内閣発足、東海村では原子の火が灯り、東京はロンドンを抜き世界一(人口)の都市となり、アメリカからやって来たコカ・コーラが売り出され、トヨタ自動車はトヨペット・コロナ(次のモデルが確か新型コロナ)を販売とアジア風邪(当時は流感と言っていた)は経済・社会・文化活動に一切干渉しなかった筈です。

コロナに関する私の不思議は以上の如しです。