日時 平成25年2月27日(水)午後6時30分~午後8時30分
会場 グリーンパレス 5階孔雀
講師 宇山 早苗 氏
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今回の医療研修は、医師会訪問看護ステーションの宇山さんを講師に
招き、医療連携に関する事例として、がん末期の方のターミナルケアに
関する事例検討をグループワーク形式で行いました。
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37名の参加者がグループに分かれ、各グループにアドバイザーとして
MSW、看護師、協会理事がつきました。
各グループとも、アドバイザーの話を聴きながら熱心に話し合いが
行われていました。
アンケート結果からは、
・看護師やMSWの視点が見えるグループワークが良かった。
・ターミナルケアではタイムリーな対応が必要とされるので、
対応できる能力や、必要な情報を入手できる能力を身につけたい。
・不安を感じている家族への具体的な声かけの言葉を知りたい。
等の意見があがりました。
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ターミナルケアは、経過の推移は短く、状況は急に変化しするため、
ケアプランは状態に応じて変える必要があります。
改めて医療職との連携が重要だと実感しました。
余談ですが、自宅で最期を迎えたいと言っていた方が、最後は入院して
「医療職が常に傍にいる環境で安心した。家族の負担も心配だった」と
言ったという話を聴いて、必ずしも在宅で看取ることが全てではないのだと思いました。
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話がそれてしまいましたが、次回の研修は、
3/6(水)、認知症に関する研修で、場所は文化センターです。
皆様の参加をお待ちしています。