コロナが一応収まったころから、皆さんの外出が増え、受信報告書が届くことが多くなってきています。

 

選任無線従事者の仕事の一部として、受信報告書に対する返信作業を行っています。

受信報告書に書かれている内容を、放送局の記録と照合して、確認書を発行します。

通常業務の空いた時間を利用しての作業になりますが、なかなか、時間がかかる作業です。

 

放送区域外での受信では、昔は、カセットテープ、今は、CDに受信音を録音したものが同封されてきます。

こんな時、受信した場所を電波伝搬シミュレーションに入れて、どの程度の電界強度がでるかを確認することもあります。

 

山間部の送信所では、新緑のシーズンは、木々に葉っぱが生え、水分が先端にいきわたるのか、若干ですが、電波の飛び方が変わります。

また、湖を抱える地域では、その水位の変化により電波の飛び方が変わります。

 

これも、データーの集積から見えてくるものです。