昨晩、
デジタル簡易無線 351MHzで、移動運用をやっている近所の方。
鹿児島県の薩摩川内市にある「寺山」というところで、移動運用するとの話。
寺山には、「薩摩川内市せんだい宇宙館」がある。
その近くの駐車場から移動運用するので、どのくらい電波が飛ぶかシミュレーションしてほしいとのこと。
手持ちの電波伝搬シミュレーションシステムは、大まかには、
国土地理院の数値地図を利用して、
送信機から送信空中線までの損失や利得等を計算し、
アンテナ(空中線)の水平、垂直の指向特性、俯角等を数値化し、
送信する位置を国土地理院の地図で緯度経度と標高を確認して計算させます。
普段は、携帯電話基地局の通信可能範囲や放送局等の放送区域の設定等に使っています。
このごろは、デジタル簡易無線の通信範囲の設定にも使用しています。
351MHzの場合、無線機本体から空中線電力5Wで、無指向性で、地上高1mで送信
受信者は、無線機本体の無指向性で、高さ1mで計算します。
つづく
計算は、2000mピッチで計算します。