10年ほど前には、8歳くらいまでは
仕上げ磨きしてくださいと
親御さんに伝えていました。
しかし、9歳になって
磨けるようになるのかというと、
心もとないので、
5年ほど前には、せめて10歳くらいまでは
仕上げ磨きしてくださいと伝えるようになりました。
しかし、現在では、小学校卒業までは仕上げ磨きを
してほしいと思っています。
磨き残しももちろん心配ですが、
歯の生え変わりの大事な時期ですし、、
親御さんが見て、虫歯の発見に
つながることもあります。
以前は、お子さんは大きくなると
もう小さい子どもじゃないんだからと
親御さんにやってもらうのを嫌がるのかと
思っていましたが、
そうでもないようなので、
おとなしくやらせてくれるなら、
大きくなってもやったほうが良いです。
しかし、いくら丁寧に仕上げ磨きしても
かみ合わせの溝が深かったり
歯と歯の間の汚れは完璧には
落とせません。
ですので、フッ素を使うことが重要です。
歯磨きを丁寧にやる以上に
フッ素を使っているかどうかのほうが
大事です。
フッ素入の歯磨き剤を使っていただきたいのですが
気がかりなことが2つあります。
①フッ素の濃度がわからない
小学生のお子さんなら
950ppmの濃度を使いたいところですが
種類によっては500ppmしかないものもあります。
当院では大体の歯磨き剤の濃度を把握していますが、
すべて把握できませんし、新商品も出ます。
②何度も口をゆすぐとフッ素が流れてしまう
お子さんが何度も口をすすぐと結局流れて
効果が薄くなってしまうので
少量の水で1回だけゆすぐようにしてください。
ペットボトルのキャップ1杯が目安です。
スウェーデンでは、フッ素の歯磨き剤を使ったあとは
口をゆすがないそうです。
どうしても何度も口をゆすいでしまう場合には
フッ素洗口液(ミラノール)が効果的です。
フッ素洗口液でしたら、一定の濃度の
フッ素が口の中に残るので安心です。
虫歯ができたことがある小学生以上のお子さんには
必ず使っていただいています。
フッ素の歯磨き剤と併用してもOKです。
むしろいっそう効果が上がります。