一般の方向けの歯科に関する本はたくさん出版されていますが、この本はとてもいい本です。

 

日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会の公認本ということで、筆者独自の見解といったような、真偽のほどが怪しいことが書かれていません。新書判で184ページとそれほど厚い本ではありませんが、簡潔に、大事なことだけ書かれており、非常に内容が濃い本です。

 

もし、歯周病・歯のケアに関する本を1冊挙げるとしたら、この本を強く推薦します。

 

大まかに各章の説明をすると次のようになります。

1章:歯のケアに関する誤解

2.3章:歯周病に関する知識

4章:歯周病治療の流れ

5章:歯周病の予防、歯みがきの仕方

6章:歯科医師の選び方

 

特に大事なのは予防です。5章は何度も読んで、きちんとセルフケアをしていただきたいです。

 

もし歯周病、セルフケアについて、不明な点がありましたら、手鏡と歯ブラシを使って当院でも詳しく説明します。

 

以下はamazonからの内容紹介の転載です。

----------------------

日本人が歯を失う原因1位の歯周病。
近年、糖尿病や心筋梗塞など、
さまざまな病気と密接な関係にあることもわかってきた。
日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会が国民に警鐘を鳴らす初の公認本で、歯を失わず健康でいるための必読書。

【1章】あなたの歯のケアは間違っている! 11の誤解とその正解
誤解1 「歯槽膿漏」と「歯周病」は違う病気だ
誤解2 歯周病は歯肉から膿が出る病気だ
誤解3 歯肉からの出血はよくあること。放っておけば治る
誤解4 歯周病予防は中高年になってからやればいい
誤解5 むし歯がないのに歯周病になるわけがない
誤解6 高機能な電動歯ブラシを使っているからケアは完璧だ
誤解7 歯磨き剤や洗口液で歯周病が治せる
誤解8 機能性ガムを噛んでいれば歯周病にならない
誤解9 歯周病には歯肉のマッサージが効く! 
誤解10 歯周病で歯が抜けてもインプラントがあるから大丈夫
誤解11 歯はなにがなんでも残すべきだ

【2章】歯周病の衝撃の新事実
新事実1 歯周病の進行は差が大きい。1割の人は重症化する! 
新事実2 ED(勃起不全)の人には歯周病が多い
新事実3 とくに「男性」の喫煙者は重度の歯周病にかかりやすい
新事実4 バージャー病の患者は全員、中等度以上の歯周病だった! 
新事実5 歯周病の治療をすると、糖尿病も改善する
新事実6 歯周病はアルツハイマー病を悪化させる! 
新事実7 早期に歯周病を治療すれば、医療費を大幅に削減できる
新事実8 犬の8割近くは歯周病予備軍。飼い主とうつし合っている可能性も! 

【3章】日本1億総歯周病時代―日本人の大敵・歯周病の正体と治療法
●日本人の70%を悩ます歯周病の正体とは?
●歯周病は感染症! こんなふうに進行する
●歯肉から血が出ると歯周病のサイン?-歯周病の症状
●歯周病になりやすいのはこんな人―歯周病のリスク
●歯を失うだけでなく全身の病気につながる―歯周病は全身病

【4章】きちんとケアすれば歯は抜けない―歯周病治療とは
●治療の流れ
●歯周病の検査
●治療を詳しく知ろう1「歯周基本治療」
●治療を詳しく知ろう2「歯周外科治療」
●いい状態を維持するためには「メインテナンス」が不可欠
●歯を抜くことになったら
●治療の実例

【5章】歯医者さんにかかっていたのに歯周病! ―歯周病の予防とセルフケア
●歯周病は歯科医師だけでは治せない! 
●ブラッシングをマスターする

【6章】一人では歯周病から歯を守れない―歯科医師とのいい付き合い方
●一生モノのいい歯科医師とは
●いい歯科医師を見抜くポイント15
●受診する前
●通院初期
●診療開始後
●歯科医師と上手に付き合おう