先日木曜日、新潟大学歯学部神奈川県同窓会の講演会に行ってきました。
私は埼玉県で開業ですし、神奈川県とは縁もゆかりもないのですが、同級生のつるま歯科院長の福西君が「他県でも大歓迎とのことだからきなよ」と誘ってくれたので、あつかましくも行ってきました。
演題は「顕微鏡歯科でラクラク診療、ラクラク経営」で、講師は19期生の三橋純先生です。
顕微鏡を用いることで、精密で安全な治療ができるというものです。
こちらで一般向けにわかりやすく解説が載っています。※講演会とは関係ないリンクです。
http://kenbikyoshika.com/index.html
顕微鏡を使った治療のビデオをたくさん拝見しましたが、細かいところまでよく見えて治療の精度はかなり上がりそうです。
日本での顕微鏡の普及率は3%とのこと。
機材は、一番安いものだと100万程度からありますが、通常400万程度?らしいです。
顕微鏡の治療に慣れるまでには当然訓練が必要になります。
実際に導入している先生に、「これから開業するなら、最初から導入したほうがよい」と言われました。
問題は機器が高額ということと、慣れるのに時間がかかるということですね。
まだ医院という組織・システム自体ができあがっていないところに、
頻繁に使うのにもかかわらず、私自身が慣れない機械があると、
私やスタッフにもストレスになってしまいます。
当初の導入は躊躇してしまいますが、いつか導入したいと思います。
白水貿易さんでは、無償で貸し出しをしてくれるそうです。
中には、77歳の先生で、機器を借りて非常に気に入り、「すぐ買いたいから納品するまで、貸し出しの機械は返さん!」といった先生もいたそうです。
三橋先生は、「講演聞いたその日は、テンション上がって顕微鏡いいなと思うけど、数日経つとそうでもなくなってくるから早めに白水貿易さんか歯科商店さんに言ってすぐ借りてください」とおっしゃっていました。
現在では日本の普及率は3%ですが、将来的には顕微鏡で治療するのが当たり前の時代が来るのかもしれませんね。
顕微鏡の歴史とか、医学の歴史を少し挟みながら聴衆を飽きさせない内容で非常に勉強になりました。
三橋先生ありがとうございました。
挿話の一つを紹介します。※挿話そのものは顕微鏡の話とはあまり関係ありません。
江戸時代あたりのウィーンの病院での話です。
ある病院に産科が2つありました。
曜日によって、妊婦の受診する科が異なり、1科が医師・医学生が診察する科。2科が助産師が診察する科。
妊産婦の死亡率が1科が12%、2科が1.2%だったそうです。
それに疑問を持った医師が、1科で、診察室に入る前に医師・医学生に消毒薬による手洗いを義務づけたそうです。
医学生からは批判もあったそうです。
しかし、その後の妊産婦死亡率は2科と同じ1.2%に下がったそうです。
この事実を論文で発表したところ、産科の医師の中には罪の意識に耐え切れず、自殺してしまった人もいたとか。
こちらの本に掲載されているそうです。
講演の後は、懇親会がありました。
当然私は初出席なのですが、先輩の先生や後輩が気さくに話しかけてくださり、とても楽しかったです。
私が開業準備中ということもあり、先輩の先生方には貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
ありがとうございました。

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私は埼玉県で開業ですし、神奈川県とは縁もゆかりもないのですが、同級生のつるま歯科院長の福西君が「他県でも大歓迎とのことだからきなよ」と誘ってくれたので、あつかましくも行ってきました。
演題は「顕微鏡歯科でラクラク診療、ラクラク経営」で、講師は19期生の三橋純先生です。
顕微鏡を用いることで、精密で安全な治療ができるというものです。
こちらで一般向けにわかりやすく解説が載っています。※講演会とは関係ないリンクです。
http://kenbikyoshika.com/index.html
顕微鏡を使った治療のビデオをたくさん拝見しましたが、細かいところまでよく見えて治療の精度はかなり上がりそうです。
日本での顕微鏡の普及率は3%とのこと。
機材は、一番安いものだと100万程度からありますが、通常400万程度?らしいです。
顕微鏡の治療に慣れるまでには当然訓練が必要になります。
実際に導入している先生に、「これから開業するなら、最初から導入したほうがよい」と言われました。
問題は機器が高額ということと、慣れるのに時間がかかるということですね。
まだ医院という組織・システム自体ができあがっていないところに、
頻繁に使うのにもかかわらず、私自身が慣れない機械があると、
私やスタッフにもストレスになってしまいます。
当初の導入は躊躇してしまいますが、いつか導入したいと思います。
白水貿易さんでは、無償で貸し出しをしてくれるそうです。
中には、77歳の先生で、機器を借りて非常に気に入り、「すぐ買いたいから納品するまで、貸し出しの機械は返さん!」といった先生もいたそうです。
三橋先生は、「講演聞いたその日は、テンション上がって顕微鏡いいなと思うけど、数日経つとそうでもなくなってくるから早めに白水貿易さんか歯科商店さんに言ってすぐ借りてください」とおっしゃっていました。
現在では日本の普及率は3%ですが、将来的には顕微鏡で治療するのが当たり前の時代が来るのかもしれませんね。
顕微鏡の歴史とか、医学の歴史を少し挟みながら聴衆を飽きさせない内容で非常に勉強になりました。
三橋先生ありがとうございました。
挿話の一つを紹介します。※挿話そのものは顕微鏡の話とはあまり関係ありません。
江戸時代あたりのウィーンの病院での話です。
ある病院に産科が2つありました。
曜日によって、妊婦の受診する科が異なり、1科が医師・医学生が診察する科。2科が助産師が診察する科。
妊産婦の死亡率が1科が12%、2科が1.2%だったそうです。
それに疑問を持った医師が、1科で、診察室に入る前に医師・医学生に消毒薬による手洗いを義務づけたそうです。
医学生からは批判もあったそうです。
しかし、その後の妊産婦死亡率は2科と同じ1.2%に下がったそうです。
この事実を論文で発表したところ、産科の医師の中には罪の意識に耐え切れず、自殺してしまった人もいたとか。
こちらの本に掲載されているそうです。
講演の後は、懇親会がありました。
当然私は初出席なのですが、先輩の先生や後輩が気さくに話しかけてくださり、とても楽しかったです。
私が開業準備中ということもあり、先輩の先生方には貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
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